臨時休校中の我が子の世話と在宅ワークで心身はギリギリ! そんな私を突き刺したSNSでの心無い言葉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:myb
性別:女
年齢:46
プロフィール:15年間の結婚生活に終止符を打ち、歩み始めたばかりのシングルマザーです。

臨時休校中の我が子の世話と在宅ワークで心身はギリギリ! そんな私を突き刺したSNSでの心無い言葉 12.jpg

私は在宅でデザインなどの業務を行なっています。

2020年春、SNSを通じてフリーランスの女性と知り合いました。

彼女は30代、子どものいない既婚者です。

ある日、彼女から「デザインコンペの募集を見つけたのだけど、応募してみない?」と提案されました。

そのコンペで入賞すると有名企業と繋がれるチャンスがあるのだとか。

しかしながら、私はデザインといってもコツコツと地道な作業を主にしており、その方の想像しているようなデザイナーとはかけ離れていました。

さらに、私は育児と両立していくために、小さな仕事しかしていなかったことと、採用されない可能性の高いものに時間を割くことはできないとも考えていました。

そのため、理由をお伝えした上で、一度ははっきりとお断りしました。

「謙遜してないで、チャレンジしてみて」

そう熱心におっしゃるので、「時間があったらチャレンジしてみます」と答えました。

しかし、その直後に一回目の緊急事態宣言が発令され、学校はかつてない長い休校に入りました。

その後も、緊急事態宣言は延長され、4月には学校側から「家庭での学習指導」を言い渡されました。

一部のリモート授業を取り入れている学校を除き、保護者が自分の子の学習指導をしなくてはならなくなったのです。

さらに、我が子の通う小学校では、学習用のプリントなどを配布するのも遅れている状態。

こうして私は、本来なら仕事をしている時間帯を全て、我が子2人の学習指導にあてました。

学年の異なる2人ですから、同時に同じことを教えるわけにもいかず、1人に説明をしている間にもう1人は黙々と文字や計算の練習などができるよう、プリントも作成しました。

1日4コマ、お昼休みには「給食」として食事も提供します。

休み時間は本来の学校よりは少し長めに取っていたものの、次の授業の準備で忙しいこと忙しいこと...。

「学校の先生はいつトイレに行ったり水を飲んだりしているんだろう...」

教員の方々の仕事の忙しさを体感した日々でもありました。

義務教育の概念として、「子どもに必要な教育を受けさせるのは親の義務」というものがあります。

それまでは学校に通わせてさえいれば、ほぼ義務は果たせているとタカをくくっていた私。

臨時休校も、最初の頃こそ「よし! こうなったら子どもと楽しんでいこう!」と思っていたものの、だんだんと私の疲労度は増すばかりでした。

そんな中で、自分の仕事は夕方以降にこなしていたのですが、自粛で行き詰った子どもたちが喧嘩をすれば、仲裁にも入るのでなかなか集中もできません。

ついには夜中に仕事をする生活になりました。

当然、コンペのことなど考えている余裕もありませんでした。

数カ月後のことです。

久しぶりにフリーランスの彼女のSNSを覗くと、たまたまビデオ配信で対談が行われていました。

最近はこんな機能もできたのか、と興味をそそられ見ていると、なんとその中で彼女が「ある人にデザインコンペをお勧めしたのですが『応募しました』という報告をもらえなかった」と発言していたのです。

フリーで働いているなら、高みを目指すチャレンジ精神を持たないといけないという持論を展開していました。

私がこの数カ月間、どれだけ身を削って生活してきたのか、彼女が知らないのは仕方がありません。

しかし、こんなことを言われるとは思ってもいませんでした。

私が毅然とお断りしなかった落ち度もあるのですが、彼女の言葉は疲れた私の心身に大変突き刺さりました。

それ以来、彼女とはそっと距離を置いています。

関連の体験記:「私の投稿、見てくれた? いいね、してよ」SNSに無縁だった43歳の私に要求してくるママ友にぐったり
関連の体験記:「ママと行けば良かったな、ごめん」授業参観に来た亡き父を傷つけた幼い私。今は心から尊敬しています
関連の体験記:息子の同級生が連日我が家で夕食。自称モデルの母親はSNSで......!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP