こんにちは。中島めめです。
今回は、私がPTAや子供会の役員になった時のお話です。
前回のエピソード:夏が苦手すぎる。そんな私が子供を2人もったら...
投票やくじ引きでPTAや子供会の役員に当たった時は、「一体どんな事をするんだろう?自分にできるのだろうか?」と不安になりました。
役員になって最初の集会で一年を通しての行事や奉仕活動の内容などをくわしく聞くのですが、「やる事多いなぁ!」というのが正直な感想でした。
PCで必要な書類を作って配布したり、通学路近隣のお家への挨拶回り、スポーツ大会や廃品回収、奉仕活動など...。
大変そうでしたが、やるとなったらきちんと責任を果たさなくては!と覚悟を決めました。
ですが心配な事が二つありました。
一つは、私が極度の方向音痴だという事です。子どもの頃から道が全然覚えられなくて、図書館や郵便局など何度も行った事がある場所でも迷って辿り着けなかったりしたのです。
今でも慣れない場所に出掛けてお手洗いに行ったりすると、来た道が分からなくなって逆方向に歩いて行って迷ってしまう事が度々あります。
そんな私が廃品回収などで近隣一帯をくまなくチェックして回るとなったら、どの道を通ったかも分からなくなって混乱する事必至です。
二つ目は、スポーツが大の苦手という事です。子供会の行事ではスポーツ大会があり、実際に自分がドッジボールなどをやる訳ではなくても指導する役割があります。
ドッジボールに関しては切ない思い出しかない私が子どもたちにいいアドバイスなどできるとはとても思えませんでした。
そこで、代わりに自分が出来る事を考えてみました。
例えば廃品回収は車で回るのに助手席で回収済みの道をチェックをする事はできないけれど車を出して運転する事はできます。私は自分の車が汚れる事は全然気にならない(もともと汚れてる)ので廃品どんと来い!といった感じでした。ただ助手席は役員の方に乗っていただく事になるのでその周りだけ慌てて掃除しましたが...。
そしてスポーツ大会についても、運動神経は鈍くても体力はけっこうある(はず)なので、クーラーボックスにスポーツ飲料を詰めたものを運んだり、お弁当を配ったりする雑用ならなんでもできそうだと思いました。
この事を念頭に置き、行事の前の集会で役割分担を決める時は自分の出来る役割に積極的に手を挙げるようにしました。ただ、これしか出来ない、と言って小さな事しかやらないのはまずいので、客観的に見て負担感が平等になっているかどうかは気を付けるようにしました。
役員さんの中にはお子さんと一緒にスポーツをしていてルールなどに詳しい方が子どもたちのアドバイス役を引き受けてくださったりして、本当にありがたかったです。
適材適所と言いますが、もしその役目が自分に当たっていたりしたら子どもたちにかなり迷惑をかけてしまう事になったと思うので、本当に一安心しました。
そんな風にして役員としての一年を終えたのですが、つくづく自分の得手不得手を実感させられる一年となりました。得手というと聞こえがいいですが、雑用に耐える体力くらいのものなので、もう少し出来る事を増やしたいなと思っています。
【次のエピソード】停電で断水、残り湯も少ない! 何よりトイレ問題が深刻と気づいた話
最初から読む:奇抜な実母と気さくな義母が子どもに与えてくれるいい影響/中島めめ
【まとめ読み】アラフィフ主婦の「日常の気づき」が満載! 中島めめさんの記事リスト
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。