こんにちは。中島めめです。
今回は私の子供の頃の「インスタントラーメン」の思い出を書こうと思います。
前回のエピソード:「うわぁ...えらいことになったな...」夫と義母の親子げんかにハラハラ
今ではスーパーやコンビニに色々な種類のインスタントラーメンが並んでいますが、私が子供の頃はそんなに種類は多くなく、醤油味か味噌味くらいしかなかったように思います。
そんな頃、パイタンスープのインスタントラーメンが発売され、テレビCMが流れると新しもの好きの母はさっそくそれを買ってきて私たちに食べさせてくれたのです。
出来上がったラーメンを見て私たちは「スープが白い!!」と大興奮。
今では普通の白濁したスープがその当時はとっても珍しかったのです。
期待に胸をふくらませて食べてみると、
「あれ、なんか味が薄い...っていうか味がしない...私だけ?」
と思って妹たちを見るとどうも私と同じ感想のようでした。
母も最初妙な顔をしたはずなのに、すぐ「これが本場の味なんだ!」とかなんとか言うので、後に退けない雰囲気でみんなで食べ始めたのですが、私が台所に水を取りに行った時に人数分の粉末スープを発見して謎が解けたのでした...。
たしか後から粉末スープを溶かし込んで食べたらとても美味しかった記憶がありますが、それにしても最初はただの麺のゆで汁をみんなでありがたく神妙にすすっていたのかと思うとおかしくなってしまいます。
でも母は、私たちに話題のラーメンを食べさせてやろうと張り切って作ってくれたんだな...と思うとやっぱりありがたいな、という気持ちになります。
そして私も先日子どもたちと一緒にわらび餅を作ろうとして砂糖を入れるところを思いっきり塩を投入してわらび餅粉を再び買いに走った事を思い出し、おっちょこちょいなところが似たんだな...とも思うのでした。
次の記事はこちら:さみしがり屋の母の息抜きの場所、商店街の"魔窟"の思い出(前編)
アメブロ公式トップブロガー。家族との笑いの絶えない日常を描いたブログが月間200万PVと人気に。超インドア派で子どもの頃は「ハイジが来る前のアルムおんじ」のような人生を送るのだろうと想像していたが、実際はまったく違う日々を送る。
食品サンプルやドールハウスのミニチュア小物が大好き。
『たくあんムスメたち。 天然長女とおっさん系次女の泣き笑いコミックエッセイ』(KADOKAWA)
平凡な毎日。なのに愛しくって、ときどき泣けてくる。
突然すっとんきょうな発言をする天然長女と、おっさん系おもしろキャラの次女。姉にツッコミを入れ、妹の行動にふきだし、わが家は毎日にぎやかです。大人気姉妹マンガブログ、未公開エピソードも多数収録して初書籍化!!