アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■伯父が亡くなってもう1年...一周忌法要の連絡を待っていたら...
2024年2月の話です。
伯父(母の兄、享年90)が亡くなって1年が経ちました。
私(52歳)も母(86歳)も伯父の一周忌法要があるものだと思って連絡を待っていました。
最近は一周忌法要をしない家もあると思いますが、伯父の遺言状に「七回忌までしてほしい」とあったからです。
実はこの遺言状、当時伯父と同居し、喪主を務めた私の従妹(50歳)と伯父が、私たちに内緒で司法書士の所に行って作成したものでした。
子どもがいなかった伯父は、亡くなる前の最後の2年ほど、従妹と夫(48歳)と一緒に住んでいました。
母は、従妹が伯父と住んでいるのを快く思っていませんでした。
伯父が従妹の生活全般の面倒を見ていたからです。
伯父が亡くなって、初めて遺言状の存在を知った私たち。
しかもこっちから無理やり見せてもらったので、従妹はその存在を内緒にするつもりだったのかと邪推していました。
それくらい印象が悪かったのです。
しかし、待てど暮らせど従妹からは一周忌の連絡がありませんでした。
■「一周忌をしない理由を言え!」と母が怒ったら...
そんなある日、私の一番上の従姉(53歳)から電話がありました。
従姉は喪主の姉で、2人は姉妹です。
聞くと、従姉も一周忌の話がないので従妹に電話してみたそうなのですが、なんと「一周忌はしない」と言っていたというのです。
七回忌どころか一周忌もしない!? しかも「墓じまいをする」と言っていたとのこと...。
これには私もびっくりしてすぐ母に伝えました。
母は怒り心頭で従妹に電話をしましたが、応答がありません。
留守電に「一周忌をしないなら、しない理由を言え!」と吹き込んだようですが、折り返しの電話はありませんでした。
一周忌もやらずに墓じまいとは...。
そのお墓は母の実家の墓なので、私ももう少し動ければ良いのですが、時間があまり取れず従妹に連絡できていません。
歯がゆい思いをしながら時間だけが過ぎていっています。
司法書士に作ってもらった遺言状を守らないということは可能なのでしょうか?
母がこのまま黙っているわけはありません。
まだ一波乱ありそうな予感がしています。
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