毎年、年末に「年間家計簿の答え合わせ」をドキドキしながらやってます! /斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

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そろそろ年の瀬ですから、お歳暮も送り終わって、大掃除をし始める人も多いのではないでしょうか。

私はこの時期になると毎年必ずやっていることがあります。

それは、年の初めに立てた年間家計簿の予想と実際を比較して、予想通りの収入と支出だったのか、どれくらい差があったのかを答え合わせするというものです。

例えば、「収入は〇百万円と予想したけど、実際は給与が上がって少し多めだった」「支出は想定外の家の修繕費があったせいか、予想より〇十万円多かった」という感じです。

一万円単位で見るというのではなく、大体十万円単位で予想とズレていたかを確認するようにしています。

大掃除やら、帰省やらで、あまり心と身体の余裕がない年は、収支それぞれを見るのではなく、現金残高が予想と実際でどれくらいズレていたかだけを見るようにしています。

自分の予想通りの収支だったら、現金残高も予想通りの金額になっているはずだからです。

そもそも、毎年、年の初めに、私は年間の家計の収支の予想を立てます。

基本的に前年度の数字をそのまま使うんですが、「今年は子どもが〇年生だから、教育費は少し多めになるかもなー」とか、「車の買い替えをするかもしれない」とか、収入はまだしも、支出の方はその年のイベントをできるだけ想像して、少し真面目に予想を立てます。

もう10年以上、年間家計簿の答え合わせをし続けていますが、100万円単位でズレることはよくあります。

10万円以内でぴったりなんてことはまずありません。

今年の答え合わせはまだしていませんが、盛大にズレている自信があります(笑)。

何しろ、今年は物価が信じられないぐらい上がりました。

食費は言うまでもなく10%は確実に上がりましたし、電気代は1.5倍以上になっているはず!

それ以外に家族の病気や進学絡みで特別な支出はないので、完全に物価高で支出の予想は外れました。

一応、世の中の賃上げの影響を受けて、収入も多少は増えましたけどね。

さすがに物価が上がった部分はカバーできなかったので、現金残高の予想と実際を比較したら、数十万円単位で予想より少なくなっているはずです。

こんなに数字がズレるのになぜ私が年間家計簿を作っているかというと、理由は二つあります。

一つは、大きな支出の予想を立てておくと、実際にお金が出るときにアワアワしないというのがあります。

さすがに今年みたいな物価高騰が来年、再来年と継続するとは思えないんですが、住居費や医療費は大きな支出が出ることがあります。

ある程度の支出の目途を分かっていた方が備えができるので、予想を立てているわけです。

もちろん、支出の目途を決めておくと、そこから外れた無駄な買い物をしないという、タガを嵌める効果もあります(笑)。

年間家計簿を作っているもう一つの理由は、自分の予想がどうして外れたのかを考える機会になるからです。

急な出費って、もちろん突然病気になるようなことは予想は難しいけど、その多くが、実は予想しようと思えばある程度は分かってた話なんですよね。

うちは去年に持ち家の壁の塗装をして、150万円ぐらい支出がありました。

150万円の支出は大きな金額ですけど、大体、15~20年に一度は壁の塗装はするものなので、そろそろかなと予想に含めていました。

でも、私が今の二世帯住宅で暮らし始めた十数年前には、家のメンテナンスにこんなにお金がかかるなんて知らなかったんですよね。

何度か、家絡みの支出を経験して、ある程度の目途が立つようになりました。

他には、車がらみの支出も、買い替えタイミング含めて予想が外れたことで、正確な見通しができるようになりました。

「年末の忙しい時に、そんな面倒なことはやってらんない!」という人が多いかもしれません。

ただ、去年と今年でお金事情がどう違ったかを紙に整理するだけでも、色んな発見があると思うので、ぜひ、挑戦してみてください!

今日はこんなところです。 ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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