こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】来年から始まる「新NISA」、何に投資すれば良いの...? 私の「選び方」をご紹介!
皆さんは自分が持っている金融資産のうち、どれくらいの割合を投資に回していますか?
金融資産は、現金や債券や投資資産や積立型保険などになります。
日本人だと年齢にもよりますが、現金が5割ぐらいで、投資資産は2割ぐらいが標準的ですね。
アメリカやヨーロッパみたいな先進国の国民でも投資資産は4〜5割ぐらいです。
ちなみに、私の場合は、投資資産は金融資産全体の8割を超えています。
投資をしている人が多いアメリカ国民と比較しても、めちゃくちゃ投資をしています。
これぐらい投資をしていたら株価が暴落するようなことがあると恐ろしいんじゃないかと思われるでしょう。
仮に、1000万円の金融資産があるとして、8割を投資しているなら800万円が上がったり下がったりするわけですからね。
株式投資をしていると投資資産が一日で数%上下することは普通のことですし、一年だったら20%ぐらい上下するのはおかしくないので、800万円なら一日で数十万円、一年で数百万円減っちゃうことはあります。
実際に投資した資産が大きく目減りしたことはここ10年で何度も経験していますが、私は物凄く怖かったことはほとんどありませんでした。
仮にちょっと嫌な気持ちになっても、美味しいケーキを食べれば大抵は忘れられるぐらいです。
一方で、投資した資産が大きく増えたこともあります。
「減るならまだしも、増えるんなら大喜びするんじゃないの?」と思われるかもですが、私は増えてもそんなに喜びません。
強いていえば、「ちょっと投資が好調だから、美味しいケーキでも食べようかな」と思うぐらいです。
つまり、大きく減っても増えても、美味しいケーキを食べるぐらいしかしていません。
単に、ケーキを食べる口実に投資を使っていると言ってもいいですね(笑)
私がこんなにたくさんの金額を投資していて、増えても減っても大して一喜一憂しない理由は何かというと、「投資に慣れちゃったから」が答えになります。
私が投資をし始めた15年前ぐらいは、確かにもっと一喜一憂してました。
でも、それからずっと投資を続けて、色んなニュースに触れて、株価が上がったり下がったりするのを何度も何度も経験したら、一喜一憂するのに飽きちゃったんですよね......。
ほら、人間って、非日常的なことでもそれが当たり前になると気にならなくなるじゃないですか。
たまに回転寿司に行くのが贅沢だったのが、毎日回らないお寿司屋さんに行くようになったら、回転寿司に行くのはもはや普通の食事になっちゃいます。
ケーキとか、寿司とか、食べ物ばかりをネタにして申し訳ないですけど、私にとっては投資がそれだけ身近な存在だということを伝えたくて。
投資未経験者とか、投資歴数年とか、そういう人からすると、投資は身近には感じられないと思います。
「投資はなんだか怖い」「ちょっとよく分からない」というのは普通の感覚です。
全然悪いことじゃない。
ただ、私の場合は、長く投資をしていて、投資の勉強も折に触れてして、値動きに対して自分がどう感じるかを経験していくに連れて、自然と日々の値動きに耐えられるようになったんですよね。
「私がこうなったからみんな同じように慣れてくるはず」なんて口が裂けても言えませんし、慣れてほしいとも思いません。
世の中色んな人がいますからね。
ただ、私みたいな投資多めな人間が何を思ってこんな状態になったかは少し理解いただけたんじゃないでしょうか。
これから投資を始めようとする人にとって、何か参考になるところがあれば嬉しいです。
今日のところは以上です。ではでは!!
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。