周囲から「やりすぎ」と言れても。8年間続けている災害対策

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:kame
性別:女
年齢:51
プロィール:職業WEBライター、2人の孫のおばあちゃんです。家族は大変、でもとっても面白いです。

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『ローリングストック』=有事に備え、日ごろから食料品や生活に必要なものを備蓄しつつ、無駄にしないように消費する取り組みのこと。

2011年3月に発生した東日本大震災。生まれたばかりの孫を抱きながら、テレビから流れる恐ろしい映像を見ました。その光景は今でも鮮明に覚えています。

そして、その時「これがもし自分たちの身におこったらどうやって家族を守るのか」、そう考えるようになりました。しかし、自然の力を目の当たりにすると、ベストな答えなんて見つかりません。

そこで、「できることをやろう」と考えるに至り、ネットで情報収集。その中で自分にできることを模索しました。

そこで出した答えがローリングストック。さっそく取り組みを始め、以来約8年が経過した今でもずっと継続しています。家族や周囲からは「ホントにやっているの?」とか「やりすぎ」なんて軽口をたたかれながらも。

みんながそんな風に考える理由はここが「岡山」だということ。これまでも大型台風・水害など自然災害の警告を幾度となく受けてきましたが、あまり大きな被害を受けることなく過ごしてきました。「晴れの国岡山」の名にふさわしく。

しかし、2018年7月、西日本を襲った豪雨はこれまで災害には無縁だとされた岡山にも大きな爪痕を残し、岡山は被災地となりました。

幸いなことに、我が家は被害を受けることじゃありませんでしたが、周囲では家屋の倒壊・水没・車や電化製品などの水没被害などに見舞われた人は少なくありません。

そんな状況の中、いくつかの状況を考えてみました。

・もし、家が無事でも食べるものがなかったら?
・もし、家が無事でもトイレにいけなかったら?
・もし、被災した中で体調不良に見舞われたら?
・もし、電気がこなかったら?
・もし、ガスの復旧に時間がかかったら?

この仮説を元に、対処できるかどうかローリングストックを中心にチェックしてみました。

・家が無事なら、2週間から4週間程度は何とか食べることができる。使い捨ての食器もお箸もある。

・家が無事なら、2カ月程度はトイレの紙には困らない。もし、困った人がいたら分けてあげることもできる。ただし、排泄物の処理をどうするか、課題が残る。

・体調不良には、配置薬とファーストエイドのセットで可能なかぎり対処しよう。

・電気がこなかったら、手回しランタンとポリ袋で明かりは確保できる。スマホの充電は2回分のバッテリ-で短期的な対処なら可能。

・ガスの復旧に時間がかかったとしても、卓上コンロと多めに買ってある(20本程度)ガスボンベでしばらくしのごう。とはいえできる限りガスが必要な食事は避けよう。ローリングストックの内容を見直してみよう。

こんな風に、実際のローリングストックを見ながら、課題点を見つけ出しました。可能な範囲で取り組んでみたいと思います。

我が家のローリングストックはこれまでの8年間で一度も本来の役割を果たしてはいません。でも、それでいいのです。それこそがもしもの時の備えなのですから。それに、この備えが間接的な人助けにつながることだってあるかもしれません。

そんな風に考えながら、これからも見直しつつ「ローリングストック」を続けていきたいと思います。

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