<この体験記を書いた人>
ペンネーム:キジトラ
性別:女性
年齢:46
プロフィール:アラサーでオーストラリアへ移住。夫と2人で旅行を楽しむのが趣味の主婦です。
2023年1月、私たち夫婦(夫48歳、私46歳)で海外から日本へ一時帰国したときのことです。
たまたま外国人の友人Gさん(53歳)が観光目的で日本へ行くというので、日程を合わせました。
Gさんは金髪の白人で、身長が187cmあり、日本語は話せませんが、とてもフレンドリー。
明るいキャラクターで、日本には旅行で何度も訪れています。
Gさんは1人で2週間ほど日本を旅する予定だったのですが、折角なので私たちも最後の3日間だけ合流し、お供することに。
私は彼が行きたいところをあらかじめ聞き、レンタカーでスムーズに回れるようプランを立てていました。
しかし、いざ旅を始めると、想定外なことが起きるものです。
欧米系外国人で身長が高いGさんは目立つのか、観光客があまり訪れないような場所へ行くと、地元の年配の男性たちによく話しかけられました。
地元の年配の男性たちは「気さくなおっちゃん」といった感じで、ほぼ単語をつなぐだけの英語と身振り手振りで、積極的にコミュニケーションを取ります。
Gさんは人懐こい地元の方々に大喜びで、夫の多少のフォローを交えながら、交流を楽しんでいました。
地元の方々との触れ合いは、Gさんの旅をより楽しいものにしたと思います。
私も「おっちゃんたち、頼もしいな」と思いながら見ていたのですが、その一方で、私が立てた綿密なプランはガタガタに。
サービス精神旺盛に隅から隅まで地元を案内してくれる方もいて、私のプランでは30分ほどの予定だった場所が、2時間と押しに押される状況に。
Gさんもいろいろと質問して楽しんでいたとはいえ、その後の予定もあるので私はモヤモヤ。
でも、こういうときは私たちの都合で「もういいです」とは言えません。
結局、移動時間までみっちり計算していた旅のプランは予定外の時間オーバーで、変更を余儀なくされました。
観光施設などは最終入場時間が設定されているため、オーバーしてしまったらアウトです。
さすがにGさんも、後になって自身が行きたかった場所をキャンセルするしかないと知ったときは、ガッカリしていました。
でも、地元の方々との触れ合いが貴重な体験ということで、感謝の気持ちが勝ったようです。
とても満足したようでした。
Gさんも夫も、地元の方々との交流や想定外の体験が大好きなタイプ。
一方、私は旅のプランを完遂しないと気が済まないタイプ。
どうやらモヤモヤが残ったのは、私だけだったようです。
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