<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女性
年齢:54
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。姑との関係に少し悩んでいます。
今年54歳になった兼業主婦です。
私は現在、夫(55歳)の実家で、夫の両親と一緒に暮らしています。
義母は77歳になります。
とても温厚な方で、結婚の挨拶に伺ったときから、私に対してとても良くしてくれます。
毎年誕生日プレゼントをくれたり、体調を崩して仕事を休んだ日は率先して家事をしてくれたりで、本当に助かっています。
嫁は姑にいじめられるという話をよく耳にするので、私は本当に恵まれているのだと思います。
しかし、世間一般的には良姑といえる義母に対して、ときどきモヤっとすることがあります。
それは、義母が何度も同じ話をしてくることです。
同じ話を何度もするというと、「認知症が始まっているのでは?」なんて思われるかもしれません。
でも、違います。
義母の場合、話を進めるにつれて論点がどんどんズレていって、結果として同じ話を繰り返してしまうことが多いのです。
たとえば、親戚が出産し、義母とお祝いは何を贈ろうかと話をしていたときは次のような感じです。
「タオルみたいなおくるみだと何枚あってもいいかもしれないね」
最初はそう言っていたのですが、そこから義母の話は脱線していきます。
「私たちが子育てしていた頃は、そんな上等なタオル生地のおくるみなんて無くてね...」
「あなたの出産のときも、ガーゼタイプとかはあったからいろいろ探したんだけど...」
自分の経験談から私が出産したときの話になり、そして...。
「あの子もいまでは元気に育ってくれたから本当にありがたいわね...あら? ところでなんの話だったからしら?」と、首を傾げてしまうのです。
「○○ちゃんの出産祝いの話ですよ。おくるみにしますか?」
話を戻そうとするのですが、義母の話は止まりません。
「そうそう。だから私の子育ての頃にはふわふわなタオル生地のおくるみってのは少なかったから...」
また自分の体験談を始めてしまい、話が無限にループしてしまいます。
義母の話し方は穏やかですが、とても長いのです。
私も結論を考えずに話を始めると、話題がズレていってしまうことがあるので気持ちは分かります。
しかし、何かを決めないといけない話の場合、簡潔に終わらせたいタイプなので、義母との会話が苦痛に感じることがあります。
私が仕事をしていてせっかちなせいなのか、単純にタイプが違うだけなのか、どちらなのでしょうか。
義母が本当に優しい人である分、そういう「苦手だな」と思う部分が見えてしまうと、余計にモヤっとしてしまうのです。
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