20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。
季節の変わり目に目の不調を感じた、中道あんさん。その他にも体が敏感に反応していると感じることが様々あり...
【前回】子どもが巣立ったあとも楽しい時間を。シニア世代の新しい「家族付き合い」
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8月の終わりのある晩のこと。
どうも目がコロコロとして、そのうちしみるように目が痛くなりました。
普段はコンタクトをつけて仕事をしていますが、すぐにメガネに替えてその夜は早く寝ることにしました。
目覚めてみると、やはり目が痛いので病院へ。
すると眼球に傷がたくさんあるということで目薬を処方されました。
そういえば、最近、鼻もムズムズするし、喉もイガイガすると言うと、アレルギーの可能性もあるということで、抗アレルギー目薬もさすことになりました。
50代というのは体調に変化が起きやすい年頃。
白髪染めの染料にアレルギー反応を起こしたり、ある日突然、リンゴや桃を食べたら口や耳の中まで痒くてたまらない果物アレルギーになったり。
いったい何が原因なのか分かりませんが、体が敏感に反応するように感じます。
歳を重ねると、体も我慢ができなくなるんでしょうか。
口に入れるものや肌につけるものには注意が必要になってきました。
自分の体を大切に扱ってあげないと、拗ねてしまってあちこち悪さをします。
秋の味覚、梨も今年は少しずつ試すように食べてみるつもりです。
つい先日夏になったばかりだと思っていたらもう秋の気配です。
だんだん1年が短く感じるようになり、年々、時間の貴重さを感じられる年頃になりました。
これから秋も深まっていけば絶好の行楽日和。
心が弾むと同時に、お尻が重く出不精になってきたようにも思います。
だから、毎月1日と16日は、遊びを再確認するリマインド日に設定しています。
積極的に行きたい場所、やりたいことなどがないか考えてみて週に2日はプライベートの充実をはかるようになりました。
遊びこそ「いつかは...」といって先送りしていたら、実現できないかもしれません。
まず自分の時間を先取りすることで、1週間のメリハリができるようになりました。
「人生は修行である」と教育をうけて真面目に生きてきましたが、50代に入り「人生は楽しむためにある」と思えるようになりました。
体も心も労わってあげて無理や我慢をせず、自分の時間を大切にして、人生に楽しみをみつけていく。
季節の変わり目に感じた自分のことです。
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