時代が変わっても変わらない!? 母と娘が経験したパワハラ・セクハラ

7.jpg

ペンネーム:kame
性別:女
年齢:51歳
プロィール:家族との時間をこよなく愛する51歳フリーライターです。日常生活の中のちょっとしたことを中心にご紹介しています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

就職しては半年くらいで転職を繰り返していた娘。どうしてなのかと不思議に思っていると、職場のパワハラが原因だったことが分かりました。
そのプロセスで娘から聞かされたパワハラの実態は、昔私が経験したものと大差なく、昔と何も変わっていないなと、腹立たしいような、残念な気持ちでいっぱいです。

昔、私がうけていたパワハラ・セクハラはひどいものばかり。

ある職場では、上司と私が怪しい関係らしいと噂が流され、あからさまに無視されました。これは、私があるプロジェクトに抜擢された直後の出来事でした。

別の職場では、バイトの男の子が乱暴に扱われていたので、そのことに抗議しました。すると、その上司から「いつでもやめていいよ」と言われた上に、こなせないほどの仕事を与えられました。

また、とある大学で学生がダウンロードした不正画像の削除の仕事をしていた時のこと。その中にはわいせつ画像も多数含まれていました。無修正の動画も。

不愉快ながらも仕事と割り切り処理していると、責任者が来てその様子をずっと見ていました。パソコンの画面ではなく、私の顔を。しかも、あからさまにニヤニヤしながら。
その振る舞いに対して直接抗議すると、その仕事の発注も、別案件の受注も中止となりました。

そして、これが一番つらかったハラスメント。会社の親睦会のさなか、社長が体調不良を訴えていると聞き、助けに行くことに。しかし社長は全然元気。唖然としている私をいきなり押さえつけ、キスを迫ってきました。

マズイと思い、思いっきり抵抗すると、幸運なことに立てかけてあったモップが倒れてきて社長を直撃。そのチャンスに難を逃れました。
その後、あまりの恐怖に泣いていると、パートさんたち全員が事情を察し、私を守ってくれました。
しかし、怒りがおさまらなかった私は、泣きながらも社長に抗議。すると、酒の席のことだからとか、シャレが通じないとか、あげくの果てにはそんなカタブツなことではもてないよとか、私が非難されることに。

これが、私がうけたセクハラ・パワハラのほんの一部。これまで一度たりともパワハラ・セクハラを受けなかった会社はありませんでした。

娘が最初についた仕事は洋服の販売員。イメージが大切だからといつも身なりに気を付けていました。ところが、娘に会社の上司から言われたのは「あなたのニキビは汚い。お客さんが不愉快だから治してくれるかな?」というコトバだったのだそう。それから、ほとんど毎日同じ趣旨のことを言われ続けたのだとか。

結局、娘のニキビ対策が功を奏することがなく、上司からの指摘も止まなかったので、仕方なく退職しました。

その後も「体型」「学歴」「容姿」など、どうにもならない部分を指摘され、退職を繰り返すことに。今は縁あって通信系の会社に落ち着くことができました。

若い時、私もさんざんパワハラ・セクハラにあってきました。しかし当時はそんな言葉もなく、それが当たり前の世の中でした。

しかし今はパワハラ・セクハラという言葉は世の中に浸透し、恥ずべき行為だとみんな知っています。なのに、今なお繰り返されています。世の中は何も変わっていないのか、変革途中なのか......。
パワハラ・セクハラを撲滅するのは難しいのかもしれません。しかし、パワハラ・セクハラは一生懸命に社会の中で生きようとしている人の邪魔をする行為です。いつかこれらが「見ていて恥ずかしい」と認識され、多くの人が声をあげられる世の中になることを切に願うばかりです。

関連記事:指導のつもりがパワハラに!? 知っておきたい"未自覚パワハラ"の典型パターン

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。

キーワード

PAGE TOP