何かあった時のために! 娘たちに「自分のことは自分で」をやらせてきた結果/しまえもん

 大学生の長女は一人暮らしで、マイペースなだんな、高校生の次女と3人で暮らしているアラフィフしまえもんです。

【前回】「やったんだから、いいじゃん」と適当な部分は気になるけれど...娘のお手伝いに感謝!

【最初から読む】甘え上手下手も愛おしい!我が家の癒し担当2匹/しまえもん

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我が家では娘たちには小さい時から「自分のことは自分でやる、やれるようになる」ということを意識してきました。

幼い時は1人で身支度できるようになる、食事の後の食器は自分で片付ける、今なら洗濯ができる、掃除ができる、料理ができるなどです。

女の子だからというのではなく、何かあった時に何もできないと困るのは本人だし、一人暮らしになったらなおさらだからです。

生きていくために必要最小限でもできればOKだと思っていました。

だけど数年前から、それだけでいいのかちょっと悩んでいます。

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例えば、食事で娘が使った食器を流しに片付けるのはいいのですがそれ以上はしないということです。

残った調味料や自分が使わなかったものなどは頼まないとほぼ片付けてはくれません。

頼むとちょっと嫌そうにします。

だんなや私の食器など絶対に片付けません。

でも自分のものは自分で片付けたので、怒ることも文句も言えません。

「自分のことはやったんだから」ということなのです。

 他のことについても、同様なことがうかがえます。

自分のことしかしないのです。

今まで「自分のことは自分で」と散々言ってきたので当然ではありますが...

私は子どもの頃、実家の母が常に忙しいのをわかっていたので少しでも手助けしたいのと、気を回さないと食事時間も遅くなるので協力できる時はできるだけ「やれること」を探して手伝ってきました。

多分妹も同じだったと思います。

それは自分だけのことではないのです。

食事の片付けも自分の分だけやって終わりではなく全部片付けて終わりです。

とはいえ、実家の食事は大皿で小皿に取り分けることが多く、我が家はそれぞれにプレートのような形で分けている場合が多いのでその違いもあるかもしれません。

 でも娘に自分こと以外のこともしなさいと言うと

「えー、なんでー」

「自分のことはやったんだからいいじゃん!」

と返されます。

その通りなんだけど、もっと周りのことも目を向けることも大事だよとは教えたい。

なので私が見本を見せるようと人の分まで片付けると今度はそれが当たり前になるだけです。

察して欲しいなと思いますが散々自分のことは自分でと言ってきたし、決まったお手伝いはしてくれるのでそれ以上望んでもいけない気持ちもあり、どうやって言うと分かるのか正直悩んでいます。

いちいち「やっといたよ」というのも恩着せがましくてますます嫌がりそうです。

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子どもが小さい頃に、自分のもの以外を片付けた際などもっともっと褒めたりしてあげたら、少しは違っていたのかなと今になって反省しています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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しまえもん


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