「えっ、香典袋は2つ用意するの!?」謎ルールだらけの田舎の冠婚葬祭マナーに翻弄されて

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:50
プロフィール:50歳のパート主婦です。

「えっ、香典袋は2つ用意するの!?」謎ルールだらけの田舎の冠婚葬祭マナーに翻弄されて 43.jpg

夫(50歳)には3歳年上の姉(53歳)がいます。

その義姉の嫁ぎ先の家は、市内でも代々続いている農家です。

代々続いている家ということで、冠婚葬祭に関しては何かと大変です。

なぜかと言えば、とにかく決まりが細かいのです。

例えば、法事のときに包む香典袋は、1軒の家で2つ用意しなければなりません。

私も義母(74歳)もそんな習慣は知らなかったので戸惑いました。

2種類包むことに関して、私が義母に「○○さん(義姉)に聞いてみたら?」と言ったのですが、義母は聞いてくれませんでした。

そこで私が義姉に聞いたところ、「そういうもの」とのことで、結局はっきりとした理由は分からずじまい。

別に一つの香典袋でも間違いではないようです。

だったら一つでいいのでは? と思いますよね。

2つ用意するからお金が倍かかるわけではなく、例えば1万円包むとしたら、5000円の香典袋を2つ用意するのが慣わしになっていました。

それなら一つの袋に1万円入れればいいのに...いったいどんな意味があるのかとモヤモヤしてしまいます。

最近も困ったことがありました。

義姉の娘2人(27歳、24歳)がそれぞれ結婚することになり、先日挨拶周りに来たのです。

喜ばしいことなのですが、挨拶に来たときに「お祝い」のようなものは渡すべきなのか、渡さないでいいのか分かりませんでした。

披露宴でご祝儀を渡すとは思うのですが、挨拶に来たときも何かお祝いを渡すべきなのでは? どうすればいいんだろう? 

ただでさえ馴染みのないルールが多い義姉の家ですから、何が正解かわかりません。

義母はお祝いに関して何も言わなかったので、私からあえて聞くこともないかと思っているうちに、当日になってしまいました。

当日は夫が仕事で不在だったため、足の悪い義母に代わって私が対応することに。

特にお祝いを用意していなかったので、お祝いの言葉だけ伝えましたが、他の親戚の家では渡したのかも...と思うとモヤモヤしてしまいました。

最後に玄関先でみんなで写真を撮って、義姉の娘さんたちは帰って行きましたが、どうにもモヤモヤするので義母に「今日、お祝いを少しでも包まなければならなかったのでは?」と聞いてみました。

すると、義母は「お祝い」のことなど全く頭になかったみたいです。

同じ「孫」でも、嫁(私)の子どもではなく娘の子どもなのですが、なんか他人事のように捉えている義母を見て、1人でヤキモキしたせいか一気に疲れてしまいました。

とりあえず、この後予定している披露宴で包めばよいかと思い直しました。

家ごとのしきたり、よくわからない分、とても面倒ですね。

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