「両親を名前で呼ぶ姪」に違和感。子の躾に対する考え方にストレスがたまる一方で.../かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と2ニャンとで暮らしています。私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

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他人の子がどこで何をしていても「他人だから」と思えるが、身内の子、それも私の前でされるとストレスになるということはある。

姪が言葉を話すようになると、姪は親である下弟夫婦を名前で呼んでいて、けれどもそれを下弟夫婦は「僕らが名前で呼び合うからしょうがない」と許していて、むしろ「可愛いやろ?」と言ったのにはびっくりした。

私が下弟の所で夕飯を用意してあげる事もあったが、下弟娘の姪は、食事の前であっても何かが食べたければOKだったようで、支度をしている横で「○○が食べたい」と言うと母親であるM子ちゃんは「いいよ」と許す。

私が姪に「今ご飯の支度をしているし、おばちゃんが帰った後直ぐにご飯だから少し辛抱しよう。今それを食べて、晩御飯が食べられる?」と聞くと、姪は「ん~~」としばし考えた後、「は~い」と言って素直に言う事を聞く。

また別の日に私が食事の用意をすると同じ事が幾度とあり、毎度M子ちゃんが「いいよ」と許し、私が姪に注意をすると素直に聞くを繰り返すうちに姪は言わなくなったが、M子ちゃんにするとそれは気に入らなかったようだった。

「ご飯の前に余計な物は食べない」と言うのは常識かと思っていたが、そうでない家もあるのだ。

時折M子ちゃんや下弟の口から、食事中に楽しくなった姪が立って踊り出したり歌ったりする話を聞き、困っているのではなくそれらも「微笑ましいエピソード」として語るのにも違和感を覚え、子どもを躾けるポイントが違うとこうもストレスなのかと私は思っていた。

が、しかし、私が姪に注意をすると毎回M子ちゃんの表情が硬くなっていたので、M子ちゃんからしてみれば躾に干渉されたと思っていたに違いない。

私は下弟娘である姪のお祝い事があるたびに、伯母として世間一般的な付き合いの範囲でお祝いをしていたが、ある時ふと気になった。

夫が一人っ子だったので、親戚との付き合いというのは自分の兄弟間しかない。

なので、どれが普通かどうかは分からないが、入園祝いや誕生日祝いを貰った後というのは、その場で口頭で「ありがとう」と礼を言うだけでなく、入園祝いであれば入園式の写真を見せたり、誕生日祝いが現金ならどんな物を買ったとか、おもちゃや絵本であればそれらで遊んでいるなどの事を贈ってくれた相手に知らせるものなのではないか?

それも、遥か遠くに住んで普段はそれほど付き合いのない相手であれば別だが、何かと行き来している相手であれば、「これこの前の入園式です」と言って写真の1枚も見せるものじゃないの?

今の時代で言うと「そんな付き合いしなきゃいけない? めんどくさい!」と思う方もいるだろうが、普段から親戚付き合いをしていないならいざ知らず、付き合いを今後もしていくのであればそれは大人としての礼儀であり気くばりだと私は思う。

そんな事が僅かばかり気になり出したら、お祝い事があるたびに「えっ? また何にもない?」と気になりだす。

そんなに気になるのならお祝いなんかやめればいいのにと思うだろうが、突然やめる訳にはいかないのが難しい。

それとなく「この前のお祝いで何か買って貰った?」と姪に聞くと、慌てたように下弟嫁のM子ちゃんが「○○買いました」と教えてくれるが、実際に「これです」と見せてくれる事はない。

私自身モヤモヤしながらも、そんな事を思う事自体が嫁いびりをしているように感じて嫌になり、こんな事は思っちゃいけない、言ってはいけないと自分を責めた。

姪が幼稚園に入園する直前に、M子ちゃんから相談された事があった。

それは姪が一人っ子であり、近所にもママ友と呼べる相手がそんなにいないのとで、入園後の不安が大きいということだった。

私は「父母会みたいなのがあったら役員を立候補してみれば?」と答えた。

M子ちゃんは一瞬「えっ!? 役員ですか!?」と驚くような身構えるような複雑な表情をした。

当時の私は既に色んな所で役員をやっていて、「長」の付くポジションが多かった。

世間には色んな人がいるのと同じく、当然役員会の中にも色んな人がいるのは当然で、PTA的な物に拒否反応がある事は当時でも珍しくなかったが、私はあくまでもメリット部分を大いに活用するべきだと説明した。

例えば何か不安があっても、なかなか園にまで出向いて相談するには躊躇する事があっても、役員であれば園に行き慣れてくる。

当然同じクラスや同じ年齢のお子さんの保護者同士であったり先輩ママさんと出会う機会も増え、担任以外の先生たちとも顔馴染みになってくる。

参観日や懇談会まで待たずとも、役員の用事がある時に子どもの様子も見られるし、気軽に先生と話をする事もできる。

現在は少子化や役員の成り手の問題で、年少や1年生であっても「長」が回って来る事があると聞くが、当時は「長」の付くポジションは上の学年の保護者から選ばれる時代だった。

私はM子ちゃんが仕事を持っていれば別だが、専業主婦だったのでこの話をしたが、却下されればそれまでだと思ってもいた。

なぜなら、下弟がまだ独身だったころ、何かの話をした際に、「あ、その日は役員会であかんわ」と言った途端、「姉ちゃんは目立つ事好きやもんな!」と言われた事があった。

私は一瞬何を言われたのかキョトンとなったが、下弟はPTAの役員なんかになる奴は目立ちたがりのやりたがりがするもんだと言ったのだ。

普通の人はそんなものやらないと...。

今は亡き父が若かりし頃、地域の役員や子ども会の会長に釣りクラブの会長などをたくさん引き受けていた事は覚えてないのか?

案の定M子ちゃんから話を聞いた下弟から「役員はなぁ...」と言われたが、とりあえず私自身が役員をやっていて良かったと思っているので、他に方法があるなら自分で考えれば良いだけの話だ。

結局M子ちゃんは幼稚園で役員を引き受け、大変な事も多いが「引き受けて良かった」と言っていたのでホッとしたが、こちらから「幼稚園はどう?」と聞かない限り姪の様子は何も教えてくれなかった。

それは小学校に入学しても同じで、運動会や音楽会の行事があってもこちらから聞かない限り何一つなかった。

今思えば私が勝手に下弟の「親代わり」だと思っていただけで、私は「親」より格下の「姉」だとM父が言ったように、M子ちゃんにしてみればそこまで気を使う相手ではないという認識だったのかと考えれば納得できる。

私は困った時に頼り助けて貰った相手には礼を尽くすよう心掛けているが、私が姉の立場だからか、下弟夫婦の態度が次第に「して貰って当然だと思ってる?」と感じるようになってきても、当時は上弟家族のやらかし事の方が大変だったので、下弟夫婦との関係に対しては「??」と思いながらも「まだ上弟よりマシ」と思う事で、自分を誤魔化していたんだと思う。

今思えば、上弟と縁を切ったからこそ、下弟とは仲良くしなければならないと思い込んでいたのだ。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 基本専業主婦の50代。子育てが終り、夫と2ニャンと暮している結婚38年目です。 一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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