56歳独身、月収20万円。母を介護しながら自分の老後が不安...

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ペンネーム:ゆいな
性別:女
年齢:56
プロフィール:56歳独身で母と2人暮らしです。今は平和に過ごしていますが、自分の老後を考えるととても不安でたまりなせん。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

現在、私は母の介護をしながら在宅ワークを中心に生計を立てています。幸い、今は経済的に困ることはないのですが、自分の老後の設計プランを考えると、とても不安でたまりません。

現在の収入は、在宅ワークと時々の派遣の仕事で月々20万円前後。それに、母の遺族年金をプラスすると30万円に満たない程度です。それも、仕事が定着しているわけではないので、派遣の仕事がない時は、月の収入は20万円(母の遺族年金を含む)ちょっとにしかならない時もあります。

一方、出費は、家賃と水道・光熱費で8万円位、自動車の保険、生命保険、年金保険に国民健康保険などで約5万円、食費は3万円から4万円、母のデイサービスの利用や医療費で3万円から4万円、それに新聞代、ガソリン代、交際費などを含めると少なくとも23万円位は必要です。貯金も思う程できず、仕事内容によっては足りない月もあり、貯金から補う事もあります。

貯蓄と言えば600万円程、年金は、厚生年金の時もありましたが、国民年金の時期が長く、月々7万円位しかもらえないようです。私達の年代になると、年金の受給も見込めないと言われていますので、それ程期待していない事から、個人年金保険も掛けてみたものの、それも100万円程度。実際この歳になってみると、年金の存在も大きいものだと感じるようになりました。仕事も不安定だし、いつ無職になるかも分かりません。老後も月々20万円は必要かと思うと、とても生活できません。

しかも、介護が必要な母を抱えています。今はまだ自立での生活ですが、寝たきりになれば、施設の入所を考える可能性もあります。そうなると、貯蓄もみるみるうちに無くなってしまうでしょう。

しかし、不安ばかりで生活していても何の解決にもなりません。とりあえず、なるべく貯蓄を崩さないように、限られた収入でやりくりを心掛けています。また、派遣から仕事を紹介されれば、可能な限り仕事を受けて、少しでも多くの収入を確保し、貯蓄を増やしておきたいところです。

今の仕事は、個人企業から植物の輸出に関する書類作成や手配・手続き、海外の顧客とのメールのやり取りなどを委託されて行っています。15年位の経験もあり、最近、同業者の方からホームページを開設し、海外に発信して自分たちで植物の輸出を行わないかとの話も頂いています。大変なことかもしれませんが、上手くいけば年齢関係なく長く働けるのではないかと考えると挑戦してみようと思っています。

また、銀行に貯蓄しても利子はないも同然、そこで投資もありかと思い、1年前位から、FXをはじめました。小心者の私は、リスクも大きいと理解し、損失になっても後悔しない1万円からはじめてみました。

最初は、1日に1000円と利益を出したものの、時には一気に損失を出しロスカットされることも。しかし、学習のためで2歩進んで1歩下がる程度でいいと思いながら、月々の小金額の利益で、今は1万円が2万円までになりました。

もっと早く老後を考えていれば、まだ楽に備えができたのかもしれません。でも、今の私にできる事は、出来る限り長く働ける仕事を確保することと、いつまでも元気で働けるように健康管理をしっかりと行うことだと思います。それでも、時々友達とランチしたり、旅行したりして今の生活もそれなりに楽しみたいと思います。

老後、少しでも安心できるように、今から頑張れることや対策など、出来る事はその範囲内で何でもやってみようと思っています。それが今思いつく老後に備えた精一杯の対策です。

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