性別:女
年齢:56
プロフィール:今年の2月にバトミントン仲間3人でサークルを立ち上げました。最近、運営の難しさと責任を実感しているところです。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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バトミントンをはじめて1年半。ただバトミントンを楽しみたいという理由だけで、今年の2月に女性の友人3人でサークルを立ち上げました。
毎回3人だとマンネリ化するし、いろいろな人とプレーができたらということで、ネットのサークルメンバー募集の掲示板サイトで参加者を募りました。
1回300円、毎週固定の曜日、夜の時間帯で自由参加のシステムです。
最初は、1コートで参加者は1人のみでしたが、4人、7人と次第に増え、3カ月目には3コート確保。今では多い日は10人以上に参加してもらっています。
私が代表で、参加料の収入と体育館使用料、シャトル代などの支出の帳簿を付け、参加者名簿の管理などを行っています。なるべく参加してもらえるように体育館の確保は不可欠。ひとつの体育館で確保できなければ、他の体育館を確保。また、いいシャトルでプレーをしたいのは誰も同じ、参加料をもらっている以上、常にシャトルを切らさないようにと、管理者としてのそれなりの責任が徐々に芽生えてきました。
さらに割りばしに番号を書いたくじで順番を決め、人数に応じた試合の組み合わせ表を作成、皆が満遍なくプレーができるように工夫もしています。
体育館は、会議に参加しないとなかなか確保ができません。他のサークルとダブることがあり、どちらも譲ることができなければくじになります。
ある時、他のサークルとダブり、話し合うことになりました。相手のサークルの管理者は60代位の男性で、自分達は月曜日だけでいいのだから、そちらは水曜日も確保するなら、月曜日は譲るべきでくじは絶対なしと言い張るのです。別に回数に制限があるわけではないし、月曜日と水曜日の参加者は異なるのでくじで決めて欲しいとお願いしても、聞いてもらえません。怖いと思いつつも、体育館を確保する責任もあり、ここで引き下がることはできません。粘りながらやっとくじで決着がつきました。
また、定期的に参加してくれる人は何人かいますが、なかなか女性は定着しません。最初は、プレーすることが満足で、それ程気にしていませんでしたが、一度きりで終わった人は、なぜ再び来てくれないのかと考えることも。なるべく定期的に来てくれるように、雰囲気作りも大切なのだということにも気づき、それからは特に女性の参加者には声掛けするなど、参加者の確保の難しさも痛感しています。
立ち上げた3人は、30代、40代、そして50代の私。皆独身です。
立ちあげて約5カ月、この3人の間にも時折違和感が生じます。
30代の彼女は、バトミントンをプレーしたいばかりで人に気を遣うことはあまりありません。40代の彼女は、明るく人を笑わせるムードメーカー的な存在ですが、たまに空気が読めないこともあります。
私は参加者に気遣いながら雰囲気作りに懸命なのに、他の2人は、ただ参加者とバトミントンを楽しむだけ。そんな彼女達に少し苛立ちをあらわにしたこともあり、サークル解散寸前になったことも。
しかし、折角縁あって仲良くなり、同じ方向を向きながら立ち上げたサークルです。中途半端で終わりたくないし、また、中途で投げ出すことが嫌いな性格もあって、それには至りませんでした。また、次第に私の態度に気づいたのか、彼女達も最近協力的になってくれました。
なにかを起こすということにはトラブルは付きものだし、人間関係の難しさもあります。それでも、やっと、和気あいあいの雰囲気作りもできつつあり、最近は参加者も増え、同じ人が定期的に来てくれるようになりました。
今度は、親睦会やバーベキュー、ハイキングなど、皆で楽しめるサークル仲間の輪が広がっていけばいいなと思っています。
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