皆様こんにちは、『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人"くるぴた"です。
ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。
【前回】私が用意した光熱費を、浮気相手の息子の入学祝いに使った夫。未払い通知がきて怒り心頭/くるぴた
【最初から読む】某巨大掲示板で知り合った彼と5回会っただけでスピード婚! しかし気になる謎の壁穴.../くるぴた
私の結婚生活は十数年。
結婚してから3年ほどは元夫(以下夫)の浮気に悩まされたものでした。
最初は嫉妬して苦しんだりもしましたが、時と共にその状況に慣れてしまいました。
夫に対する愛情も次第に薄れ、ただの共同生活者と化し、何とも思わなくなったのです。
結婚当初はモテ期が来ていた夫。
しかし月日が経つとともにだんだんそれが終わり始めて、複数いた不倫相手も1人、2人といなくなりました。
そして2年も過ぎた頃に、残っていたのは1人だけ。
それでも1人残っていれば、たまには嫌な思いをすることもあります。
最後まで残っていたA子さんは、御主人がモラハラ気味であるものの会社を経営していて、生活に余裕がありました。
しかも高校や大学に進学する年頃の子どもが3人いたので、離婚して貧乏なうちの夫とやり直すような事は絶対にあり得ません。
そして夫の方はA子さん本人と言うよりも、その子どもたちと交流したい気持ちが強いようでした。
だから夫がAさんと連絡を取っていても、「勝手にやってれば?」みたいな感じ。
ただ不倫そのもの以上に困ったことがありました。
それは夫の口の軽さです。
普通、浮気をする人は浮気を隠そうとするものですが、夫は特にそういった努力をした形跡がありません。
それ自体ちょっと常識外れだと思うのですが...。
それ以上に変わっていたのは、不倫相手の個人情報を私に教えたり、私の個人情報を不倫相手に教えたりすることに抵抗がない人だったのです。
わざわざ自分から言ったりはしなくても、聞かれれば隠さずにホイホイ答えてしまいます。
ある意味、隠すのが面倒になっていただけなのかもしれませんが...。
だから私がある程度浮気相手のプライバシーを知っているように、相手の方も私のプライバシーを結構知っていたのです。
その状態が気持ち悪くて、途中から私はA子さんに関わることを極力聞かないようにしていたのですが、相手の方はこちらのことを根掘り葉掘り聞いていた様子。
それがわかったのは巨大掲示板の書き込みからでした。
A子さんが自分の日記のようなスレッドを掲示板に立てて、いかに自分が優れているか、アピールするような内容を書き始めるようになったのです。
もともと私と夫が知り合った板なので見る機会が多く、どうしても目につきます。
すると、しばらく読んでいるうちに、おかしな点に気が付きました。
読めば読むほど、それは確信に変わったのです。
ああ、これは、私にマウントをとっている...と。
私は個人的に当時、ブログを書いていました。
それはPV数も少ない、ただの日常や自分の好きなこと等を綴った自己満足のブログでしたが、一応夫もURLを知ってはいます。
夫本人はわざわざ私のブログを読んだりしていないようなので安心していたのですが...どうやらブログの存在とそのURLをA子さんに教えてしまったらしいのです。
私が貧乏な家に生まれたことを書くと、すぐ後にA子さんは「私は社長の家に生まれて蝶よ花よで育てられた」と書いてきます。
こちらが人前に出るのはあまり得意でないと書くと、A子さんは「私はとても積極的で、誰にでも可愛がられる」 しまいには、私が美味しいと書いたあるメーカーのお菓子を「あんな物は美味しくない、あれを美味しいと思うのは舌が安い」など...。
いずれも私がブログに書いてから数時間後から翌日に書かれており、偶然と言うにはあまりにもタイミングが近すぎます。
しかも2度や3度ではなく、ほとんど毎日書かれるのです。
私としては自分とどこか知らない人しか読まない場所でプライベートを書いていたつもりだったのに、夫の不倫相手に丸見えなのが分かって、ショックでした。
大した事は書いていないのですが、いちいち私の考えや行動の揚げ足を取って、自分の方が上だとマウントを取るようなこと掲示板に書いてくるA子さん。
その行動にいっそうの不気味さを感じたのと同時に、自分の生き方自体が踏みにじられたような気持ちになってしまい、しばらくはブログを更新する気にもなれず......。
最後にはブログそのものを削除してしまいました。
その後しばらくしてA子さんが掲示板に書き込む事はなくなりましたが、私はすっかり文章を書くのが嫌になってしまい、その後数年間はブログ等を一切やめていました。
その後、離婚することを決意して、夫にも内緒で書き始めたブログが9年経った現在も続いているのは、ある意味皮肉なものだと言えるかもしれません。
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