うつ病になり帰ってきた息子に言えたのは「おかえりなさい」の一言だけ/キッチン夫婦

ブログ「キッチン夫婦」を夫婦で運営している妻のべにゆうです。

【前回】うつ病で休職して地元に帰ってくるという息子。だけど居場所の確保をどうする?/キッチン夫婦

【最初から読む】初婚の私がいきなり中二の母に!? 家族を繋いだ息子の存在/キッチン夫婦(妻)

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職場でパワハラを受けたことが原因のようでうつ病になった息子。

3カ月の休養を要すると診断されたので、住んでいた社員寮から地元に戻ってきた。

諸事情から実家で一緒に住むのは難しいので、夫と私が住む私の実家から車で15分ほどの所にアパートを借り、3カ月間生活することになった。

もちろん、一人暮らしでも良いかどうか息子の意見も聞いたけど、「任せる」と言っただけ。

うつ病と言っても、どのくらいどんな様子か電話で話しただけでちゃんと把握してはいなかったので、最初の1週間はとりあえず私達と一緒に実家で生活することにした。

どう声をかけたら良いのか、ダメなのか?

実際、うつ病の家族がいる知り合いからは言ってはいけないことなどのアドバイスをもらった。

夫とも「色々と聞きたいところだけど、聞くのは我慢しなきゃね」と約束した。

そうした過程で、もともと息子と私はお互い気を遣いながら話をしていて、自然に話せることになるまでは時間がかかったことを思い出したりもしていた。

いろいろと考えていたらまたわからなくなって、言えることがないみたいな心境になり、自分の気持ちが縮こまっていくように感じて、息子と会う場面を想像したらちょっと緊張もしていた。

戻ってきた息子は、無表情な感じでぎこちなさを感じた。

そんな息子に会った時私が言えたのは 「おかえりなさい」だけ。

息子はうつむき加減に「ただいま」と言った。

でもそれだけだったけど、不思議と息子との会話が成り立っている気がしていて、自分の中で緊張は溶けていた。

言葉がいらない場合もあるかな、無理に会話を引き出さなくても今はいいのかも? と思えた。

息子は料理を作るのが好きな方で、社員寮暮らしでも小さなキッチンで作るのを楽しんでいたのだが、職場での人間関係に悩み始めてからは作ることを楽しむ余裕が全くなくなった。

食べても気持ち悪くなって吐いたり、昼はパンだけだったりと食事がめちゃくちゃになっていた。

きっとすごくげっそりしちゃてるんじゃないかと夫も私も想像していたけど、そうでもなかったのは、ちょっと安心した。

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身体にも良い発酵食品かけ合わせの鍋で元気になります!

『キムチ漬けやチーズの発酵鍋』

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材料(4~5人分)

白菜キムチ...200g

カマンベールチーズ...1個

白菜...1/4個

白菜漬け...100g

鶏もも肉...200g

鶏ささみ肉...240g

長ネギ...3/4本分

えのき...1/2袋

◆つゆ◆

めんつゆ...120ml

水...400ml

トマトジュース無塩...800㏄

白味噌...大さじ3

作り方

1.白菜を細切りに、長ネギは斜め切りに、えのきは小分けにしておく

カマンベールは格子に切れ目を入れ、鶏もも肉とささみ肉は食べやすい大きさに切っておく

2.麺つゆ、水、トマトジュースを鍋に注ぎ合わせて火にかける

温まったところに白味噌も合わせる

3.白菜の芯の部分を鍋の底に敷き詰め、カマンベールをのせ、周りに白菜の葉の部分、白菜漬け、キムチ、鶏肉、長ネギ、えのきを詰める

4.蓋をして煮て、鶏肉に火が通れば出来上がり

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

キッチン夫婦・べにゆう

夫と2人で始めたブログの名前が「キッチン夫婦」です。料理や食べ物、食卓やキッチン関係のことを夫婦で話しをして、そのことをブログに書いていけたらいいね、ということで始めたブログだからです。妻の私が記事を書いていますが、夫は記事にするアイディアを考えたりイラストを担当。その夫、私と結婚前の8年間ほど、シングルファザーで息子を育てていました。そして今年息子が就職で家を離れた。夫はさぞかし「息子ロス」になってしまうのではないかと心配されましたが、無事に乗り越えてきているように見える。その様子を見守りながら、コロナ禍のさなか夫が立ち上げた新規事業を手伝うべく、様々な発見と困惑に直面しながら日々奮闘中です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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