<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みけ
性別:女
年齢:52
プロフィール:両親と同じ敷地内に住んでいる52歳の自営業。
私は、昼と夜の食事は同じ敷地に住んでいる両親と一緒に摂りますが、寝起きする建物は別という生活をしています。
一人でいると部屋がシーンとして寂しいので、若い頃からとりあえずテレビをつけています。
もともとテレビ番組に興味はなかったのですが、4年ほど前に好きな小説がドラマ化されて「意外とテレビも面白い」と感じるようになりました。
ちょうど父のために有料チャンネルを登録しようと考えていたタイミングでした。
せっかくなので番組表を細かくチェックしてみると、見たい番組がたくさん!
これ幸いと手当たり次第に予約することに。
子どもの頃以来の「テレビ面白い!」時代の到来です。
子どもの頃はテレビを独り占めできませんでしたが、自分用のテレビがある今は誰にも邪魔されません。
しかし、気がつけば「録って・見て・消す」の追いかけっこで、休みの日は録画した番組をひたすら消化する生活になりました。
見ている間も録画は増えるので、なかなか消化しきれません。
その上、録画中はブルーレイディスクにダビングできないという不便さ。
テレビ内のハードディスクの容量がなくなってしまい、見ないで消す番組も増えてきました。
何かいい方法はないだろうか?と、頭を絞って思いついたのが「早送り再生」です。
私のテレビは早送り再生のパターンが5段階あり、最初の1段階だと「何となく早口」程度になります。
試してみると、ドラマでは気持ちテンポが速くなりますが、私には許容範囲ですぐに慣れました。
さらにCMカットをプラスすれば消化できる数がアップ。
「いい方法を見付けた!」と自己満足に浸っていた私でしたが、ある日、友だちが遊びに来たときに自慢気に話したところ、笑いながら「見た気がしないじゃん」と一蹴されてしまいました。
けんもほろろな反応にガッカリしましたが、合理主義の母(79歳)なら分かってくれるかもと思って、届け物を持ってきたタイミングで聞いてみました。
「えぇ~これじゃ、俳優さんたちも演技する甲斐もないでしょ。ちゃんと見なよ」
友だちよりもハッキリとダメ出しされました...。
さすがに自分が変人になった気分で凹みました。
でも、慣れると全く違和感はなく、むしろ普通の速度で再生していると「遅い」と感じます。
並行してスマホをいじっていると番組の内容についていけないときもありますが、この方法でないと時間がもったいないとさえ思えるようになりました。
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