こんにちは! あぽりです。
夫と、大学生の娘と、社会人の息子(一人暮らし中)がいます。
そして、通いで介護している母がいます。
前回の記事:入院中にどれだけ人脈広げたのー!? 病院中から祝われた母の退院/あぽり
退院して、やっと家に帰ってこれました。
部屋に入った途端、しみじみと自分の家の良さを堪能していました。
1か月以上入院していたので、不在の間は冷蔵庫は空っぽにしており、常温の物も食料は皆、私の家に持ち帰ってありがたく食べさせて頂きました。
なので、何も食料がなかったので、事前に食べられそうなものを買っておきました。
母は、病名で言うと肝機能障害ですが、肝臓だけじゃなく、胆のうも膵臓も腎臓も悪く、薬でいったん良くなりましたが、悪い病巣を取り除いたという事ではないので、いつまた悪くなるか分かりません。
年齢的にあちこちの機能が衰えるのは仕方ないのでしょう。
長い入院で、認知症の進行や筋肉や体力の衰えを心配していたので、認知症はとりあえず現状のままのように見え、安心しました。
でも、元々足が悪かった上に、入院で全く動かない生活を送っていたため、足腰はさらに悪くなってしまいました。
そこが気がかりではありましたが、1人歩行がなんとか出来るので、これからリハビリなどで少しずつ回復してくれれば...と思っていました。
歩行が困難になっているのは、私よりも母自身が一番感じているのでしょう。
自分の足が気になって仕方がないみたいで。
以前からしょっちゅう「死にたい」という母。
最初の頃こそ意見をしていた私も、老いるとはそういう事なのだろうとなんとなく気持ちも分かる気がして、今はあまり意見をする事はありませんでした。
だけど、今の母が「死にたい」とこぼすのは、私に迷惑がかかるからだと言う。
元気に生きているならいいけれど、出来ない事が増えていく中で、しかも病気をするとどうしてもそれを家族が看るわけで。
「今回も、お前に迷惑をかけてしまった...」と。
これ以上生きたらもっと迷惑がかかってしまう。
でもなかなか死ねないので、だったらせめて、1人で生きられるくらい元気でいないと...。
そう思ったと言う。
どちらかと言えば、若い時の方が罵声を浴びせられたり、借金押し付けられたりと、たくさんの迷惑をかけられていた気がするので(笑)、今の迷惑は迷惑とも思っていない私がいる。
大変ではあるけれど、母はかなり自立してくれているので、介護という括りで言えば楽な方なのだ。
なにより、今の母は昔と違い、私を労い、感謝の気持ちも表してくれる。
時々毒を吐くが、それもまた面白い。
今は、死なれる方が迷惑なのだ。
私が寂しいから。
頑張って自立していこうという気持ちは分かったが、今はまだ安静にしていてね!
ゆっくり元に戻していこうよ。
病気をすると、身体も心も弱くなるが、母は今日も元気です!
【最初から読む】いつまでも母は元気と錯覚していた。「プチ介護」の突然の始まり/あぽり
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