<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女
年齢:47
プロフィール:年末年始は美味しいものをたくさん食べられるので大好きな季節。特別なメニューを作るよい機会なので楽しいです。
私は47歳、一つ年下の夫と、10代の娘の3人家族です。
旦那さんとほかの家族が、いつも食事のメニューが違うという同年代のママ友がいます。
旦那さんが超偏食で、食べるものが非常に限られているそうで、アレルギーやダイエットなどではなく、ただ単に好き嫌いが多いだけのようです。
ママ友からこの話を聞いたのは、子どもの食物アレルギーが増えているよね、という何気ない会話をしていたときのこと。
学校のお知らせなどで、昨今は食物アレルギーに配慮が欠かせない時代になったと感じたという話をしていたのです。
ママ友によると、旦那さんは子どもの頃から偏った食生活を送ってきたそうです。
ただ、結婚前に一緒に外食したときなどには、もう少しいろいろな品目を食べていたような気がするとママ友は言っていました。
しかし、年齢を重ねるにつれて、食べる食材がどんどん減ってきているそうです。
現在、旦那さんが食べるのは、お米、数種類の野菜、いくつかのナッツ、卵と鶏肉だけ。
嗜好品の類は口にしないそうで、飲み物もほとんど水だとか。
また、加工品は一切食べないそうです。
味付けや調理方法も最低限で、生のままか、茹でたり焼いたりした食材に、少量のオリーブオイルと塩胡椒で食べるのが基本なのだそう。
旦那さんが口にする食材を聞くと、生きていくための栄養素は十分なのかな? とも思いますが、それにしてもなんともシンプルな食事です。
動物性タンパク質も摂取するようなので精進料理ではありませんが、なんとなく修行中のお坊さんのようなストイックさを感じてしまいました。
食事制限をしているアスリートのような感じといった方が近いかもしれません。
ママ友からその話を聞いたときには、ほかの家族とは別メニューの料理を食事のたびに準備しなければならない奥さんは、なんとも大変そうだと思いました。
しかしママ友によると、決まった食材を同じ調理法で出せばよいので、逆に楽とのこと。
確かに使う食材と調理方法が固定されているので、メニューに迷う余地が少ないのかもしれません。
本人が望んでいるならそれでいいのかもしれませんが、パパだけが他の家族と食の楽しみを共有できないのは、パパだけでなく他の家族も寂しいのではないかな...と感じてしまいました。
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