<この体験記を書いた人>
ペンネーム: キトリ
性別:女
年齢:52
プロフィール:大学4年と高校2年の女の子を持つ会社員です。
私(52歳)はパンが大好きです。
物心ついたときから朝食は和食ではなく、パンと目玉焼きの洋食でした。
母は専業主婦だったので、市販のパンばかりではなく、パン教室へ通って手作りもしてくれましたし、私も一緒に作ることもありました。
そんなわけで、パンは私の食生活の中心にあります。
パン好きに拍車がかかったきっかけは、結婚後に住んだところにおいしいパンを売っている店がなかったことです。
自分でパンを作ろうと思った私は、下手でもうまく発酵しなくても、手作りすれば焼き立てのものが食べられるので、昼夜構わず作っては焼き立てをほおばっていました。
逆に、主人はご飯が大好物で白ご飯をおやつとして育ったほどでで、パンも嫌いではないけど、腹持ちが悪いので食べた気がしないそう。
食事にパンを出しても、合わせて白ご飯も食べます。
そのため、途中から家族のためではなく、自分のために必死に焼いて食べていました。
長女が就学したころからパン教室に通い始め、我流ではなくそれなりに人に出せるおいしいパンが焼けるようになりました。
主に作るのは、ベーシックな食パンです。
実家の母がパン教室に通っていたころに使っていた年代物のニーダー(生地のこね機)を譲り受け、ガスオーブンも購入。
家で2斤のパンを同時に焼くことができるようになりました。
材料にもこだわり、北海道産の強力粉やスキムミルクなどの評判の良い材料で作るようになりました。
強力粉は25kg入りの業務用を購入し、2kgずつ小分けにして保存し、 3カ月ほどで使い切ります。
食パンでもハードトーストや湯種食パン、プルマンなどいろいろな種類に挑戦したくて、ネットでレシピを調べてはほぼ毎日焼いていました。
日中は仕事なので、焼くのは晩御飯が済んでからになり、焼き上がるのは夜中。
家族が寝静まった頃、焼き立てのパンをほおばるのが日課になっていました。
あのあま~い何とも言えない香りは私に幸せを運んでくれます。
我が家は狭い団地なのでパンを焼くと家中に香りが立ち込めます。
もちろん外にもにおいがしてるようで、ご近所さんから「パン焼いたでしょ。分かるよ」と言われることも多々ありました。
焼き立てはもちろんスライスできないので、継ぎ目をパカッと割ってちぎって食べます。
生地はとろけるようでふわふわしているので、どんどんちぎっては口の中へ入っていきます。
ちぎるとパンの形がアンバランスになるので、それを整えようと思って食べていたらあっという間に軽く1斤は食べてしまいます。
スライスしたらせいぜい3枚位しか食べられないので不思議です。
食パンの中でも私のお気に入りは耳。
焼き立てはパリパリしてて何とも言えない食感で...。
恥ずかしいですが、パンのくずもおいしいので食べます。
今では、日曜日の昼食に合わせてパンを焼いています。
用事があっても日曜日のパン作りと焼き立てを食べることは外せません。
はたから見れば変なのかもしれません。
だって、こんなに強力粉を消費する一般家庭は私の周りでは聞いたことがありません。
これからも、パンとともに人生を歩んでいくことは間違いないです。
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