え? 20年以上飼ってきたペットの亡骸を...? 舅の闇を感じたエピソード/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。今から20年以上前、私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

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夫が度々『人としてどうなの?』と言う言動をする理由は、やはり舅姑との家庭環境が大きいと思う。

この連載でも書いてきたように、姑は狂気に近い嫁いびりが平気な人だったし、舅は他人からどう思われようが平気でゴミ箱を漁って成人雑誌を拾うような人だった。

姑は自分では「友達が多くてみんなから好かれている」と言っていたが、何かにつけてその友達とやらの悪口を延々と言い、私としては「それって友達って言う?」と首をかしげる事しきりだった。

「○○さんのご主人はすごい所にお勤めでお金持ちで」と友達自慢かと思うと、「でも子どもに恵まれなかったから、やっぱり天は二物を与えずやわ」と蔑むような事を言いだす。

「あの方は働き者で」と言ったかと思うと、今度は「ま、働かな食べて行かれへんのやろうけど」と言ってみたり。

私は内心「友達が多い? 嫌われ者の間違いじゃ?」と思っていた。

案の定、姑が認知症になった際には何処に電話を掛けても誰一人会いには来てくれず、中には「私は友達だと思った事は無い」と言う人もいたくらいだった。

姑の尻に敷かれていて空気のような存在だった舅にしても、むしろ姑の言う事さえ聞いていたら機嫌が良く、後は何をしていようが自分の事は気にも留めないと悟ったせいか、自由を確保するために姑の言いなりになっていた。

だからこそか、孫が高熱で救急で病院を受診しても、孫の枕もとで「今日僕の誕生日やけど」と言ってみたり、姑が認知症になってからも全く興味を持たず、姑が徘徊しようが窓から身を乗り出して落ちそうになっていようが気にならず、むしろ自分がそれに関与しなければならない認識が全く無かった。

私が舅に対してゾッとしたエピソードがある。

私が嫁に来た時に体長30cm以上あるダルマインコを飼っていた舅姑。

雛から育てたと言う姑は、事ある毎に「動物が好きな人に悪い人はいない」と口にし、その口で嫁いびりをする事に一貫性が無い事に気が付いていないから私は不思議に思っていた。

私も現在猫を飼っているのでペットの愛おしさはよく分かるが、このインコが本当に好き勝手に育てられていた。

日中は日が落ちるまでかごから出していて、ありとあらゆるところで糞をしまくる。

食事の時間になるとテーブルの上を闊歩してはあちらこちらの皿の中の野菜を引っ張って行き、高脂質はダメだと当時図書館で調べた事があったが、毎食事のたびに肉の脂身を与え、生クリームや特に鶏肉が大好きで「共食いやね~」と舅姑が笑顔でインコを見つめるのには呆れを通り越して飼われているインコが気の毒だった。

「インコにそんな物を与えてはいけない」などと言おうものなら、これまた「雛から育てて来たから大丈夫!」と嫁いびりが増すだけ。

玄関のチャイムが鳴ると大声で小一時間は鳴き通し、それでも舅姑は「私らに教えてくれている。賢い!」とご満悦。

電話が鳴ると大声で鳴きだし、受話器を持つ方の肩に乗って来ては相手からの話が聞こえないほど鳴き続ける。

それでも「寂しがり屋だから仲間に入れて欲しくて鳴くのよ~」と、インコの大声と電話の大声とのダブルで騒音状態。

けれども隣近所まで鳴き声が響き渡るので、姑が亡くなった後に「すっごくうるさかった!」と近所から言われた事があり、恐らく姑が生きていた頃に苦情を言おうものならどんなトラブルになるかと思い、言い出せなかったのだろう。

そこまで溺愛していたインコだったが、姑が認知症になり入所してからというもの、舅は日課だったからか毎朝かごから出すも全く見向きもせず。

どこに糞をしようが食事の時に皿から食べ物を引っ張り出そうがそのまんまで、あそこもここも汚れっぱなしでほったらかし。

そのたびに舅に掃除をするように頼んでも知らん顔で、いい加減堪忍袋の緒が切れて「お義父さんのペットでしょ!」と怒鳴る事も増える。

すると「お母ちゃんのペットで、僕が飼うと言うたんやない!」とまで言い出す始末。

夫に怒鳴られると渋々掃除をする状態で、それでも今まで散々好き勝手に育てられてきたものだから、インコは改める事なんかしない。

姑が入所した直後に一時期元の住まいに戻って生活をする事になった時、用事で舅に電話をすると珍しい事にインコの鳴き声が全くしなかったので「お義父さんインコは?鳴いてへんけど?」と聞くと「今朝死んどったんや。」と言う。

20年以上も生きていたので寿命だろうとは思ったが、「で?それでどないしたん?」と聞いたら、なんと「捨てたで?」と言うのでびっくり!

えっ? 捨てた?? ちょうど夫が休みで家にいたのでそれを伝えると、夫は急いで義実家に駆けつけた。

1~2時間ほどして夫が帰宅したのでどんな状況か聞くと、朝舅が起きて来てかごからインコを出そうとしたらもうかごの底に落ちていて既に冷たくなっていたらしく、なんと何を思ったのか舅は台所の生ごみが入った袋にごみと一緒にインコを丸めて入れて、ごみ袋に捨てていたらしい。

インコを何かで包む事すらせず、直接生ごみと一緒に袋に入れて捨てていたのだ。

夫は激しく舅を叱責し、ゴミ袋からインコを出して貼り付いていたごみを取って綺麗にし、箱に入れて敷地内の花壇に穴を掘って埋めて来たと言う。

いくら姑が飼ったインコとはいえ、20年以上も一緒に暮らしてきたペットを生ごみと一緒に捨てる事が出来る舅に、唖然としたのと同時に舅の中の闇を感じてゾッとした。

夫は舅に怒鳴り散らした事を私に聞かせたが、私はこの舅と姑に育てられたのが夫なんだと思うと、夫の自己中心的な、また時折非情とも思える言動に納得がいった。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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