<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子
性別:女
年齢:45
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
我が家は、お金のことを家族全員で話し合う習慣があります。
2021年のお正月、家族会議で議題に上がったテーマは被服費について。
2020年の被服費は3人家族で約23万円。
同い年の夫は筋トレ、子ども(10歳)は成長期で2人とも体が大きくなってきて服を買い替える必要がありました。
そのため金額的には無駄使いというほどではないのですが、問題になったのは、金額ではなく「満足感の低さ」です。
どこかへ出かけるときに「着るものがない」という感覚があったり、買ったのに着ていない服があったりが多いのです。
それで金額に見合った満足感が得られなかったのでは、という結論に至りました。
ということは買った服を無駄なく活用できて、出かけるときに「あれを着て行こう」とすぐに着替えられれば満足できそうです。
そこで2021年は「毎月服を買う」「何を買うかは自分で決める」というルールを導入することにしてみました。
夫の服は、今まで用事があって出かけたときに、目に付いた服を買ったり私が選んだりしていました。
自分では似たような服を買うことが多く、私が選んだ服は好みに合わないものが多いよう。
サイズアウトした服も大量にあり、何が足りないのか把握できていませんでした。
そこでサイズが合わない服と好みに合わない服をすべて処分。
残ったアイテムを確認したら、半袖のTシャツやシャツが20枚以上あるのに長袖は1枚しかありませんでした。
ジーンズはたくさんあるのに、スラックスがないなどアイテムの偏りが激しいため着る服がなかったようです。
2021年は買い物に行く日までに持っているアイテムを自分で確認して、「そろそろ薄手のニットがあると便利だね」など、毎月その季節で足りないものを補っていました。
1年近くたったら季節や体格に合った服が揃い、驚くほど格好良くなり惚れ直しました。
子どもの服は、今まで節約のためにフリマアプリで購入していました。
遊び方が激しい子で、生地が弱っている中古や薄い服だとすぐに破けてしまいます。
シーズンごとに「新品」「サイズ」で絞り込んだ後に生地がしっかりしていそうなものを選び、その中から子どもに決めさせていました。
でも届いたら「意外と小さい(大きい)」生地がペラペラ・チクチクな場合も。
時間をかけて枚数を買っている割に、いつも服が足りませんでした。
子どもに衣類の管理をさせてみると、意外にしっかりしていることが判明。
「小さくて着られないのがあるから、上に着るものが3枚足りないよ」
「きちんとした場所に行く時のために、3枚のうち1枚は襟のついた服が欲しい」
などと、毎月論理的に買う服を決めていました。
そこで金額的に妥当だと思える衣料品店に連れて行き、その中から「なんでもいいよ」と自分で選ばせることに。
必要な物を必要な分だけ調達できれば満足し、物凄いスピードで買い物が終わるのでもっと早く子どもに任せれば良かったです。
私は今までシーズンごとに衣類をまとめ買いしていました。
家族を待たせないよう吟味しないで買っていたので、帰宅してから組み合わせる服がないこともしばしば。
そこで一人で買いに行って、じっくり服を選ぶようにしました。
毎月服を買うルールなので、一度にワンシーズン分揃えるというプレッシャーもなくなって気が楽に。
焦って外れを買わなくなりました。
新しいルールを始める前は、毎月買うので被服費が大幅に上がるか心配でした。
でも考えて買うようになり、無駄がなくなって2割ほど減る見込みです。
しかも着て行く服がないということもなくなり、満足度は5割増しくらい。
2022年もこのルールを続けるつもりです。
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