<この体験記を書いた人>
ペンネーム:U-ko
性別:女
年齢:43
プロフィール:高校生の息子を持つ主婦です。趣味は野球観戦と読書です。
これは私が社会人になった21歳頃から、43歳の今現在に至るまで、毎年のように続いている母とのやり取りの話です。
今年で67歳になる私の母は、洋服を買うのが大好きです。
特に安売りコーナーには目がなく、とりあえず安いから、という感じで何着もまとめて買ったりします。
そして家に帰ってから実際に着てみるのですが、ちょっと自分には似合わなかったから...とか、サイズが思ったより小さかったみたい(主に二の腕当たりが)...。
そんなことを言っては結局自分では着ないことが多いのです。
そしてその洋服がその後どうなるのかというと...私のところへやってくるのです!
「あなたなら痩せてるから大丈夫よ」
「やっぱりこの服は若い人じゃないと似合わないわ」
そんなことを言っては私に押し付けてくる母。
「これはちょっと...」と言って断ろうとすると「着られるんだから着ればいいのに、もったいない」などと言いだし、機嫌が悪くなります。
喜んで受け取っておけば丸くおさまるのでしょうが、そうすると、どんどんうちに持ってきそうな気がするので、とりあえずいつか着るかもしれないからもらっとく、みたいな感じでもらっています。
たぶん母は、自分の洋服を手に入れることよりも買い物をすること自体のほうが楽しいのだと思います。
そしてそれと同時に、人にものをあげることも大好きなので、買い物をして、買った洋服を私に渡すところまでが母の趣味だといっても過言ではありません。
私の母は昔からフェミニンな洋服が好きで、ひらひらしたものや、花柄のものを着ていることが多いです。
色はベージュやブラウンなどの暖色系が好きみたいです。
だから、私のところへ持ち込まれる洋服も当然そんな色合いのものが多くなります。
一方私はというと、昔から、どちらかといえばボーイッシュな洋服が好き。
チェックやボーダー、もしくは無地の生地を好んで着ています。
色もモノトーンやブルー系を選ぶことが多いです。
だから、母が持ってくる洋服は、ぜんっぜん私の好みじゃないのです!
最初のうちは「まあ家で着ればいいや」と思っていたのですが、やはり好みじゃない洋服というのは、なかなか着ようと思えません。
ほとんど着ることがないまま、クローゼットとタンスの肥やし状態です。
処分してしまってもよいのですが、まだそんなに袖を通していない洋服を捨てるのも抵抗があり、本当に困っています。
いつかまとめてリサイクルショップに売りに行こうかとも思うのですが、なにせ安売りコーナーで買ったものがほとんどなので、二束三文だと思うとこれまた面倒くさいのです。
押し付けられた洋服を私がほとんど着ていないとことに、母がいつか気が付く日が来ることを願っています。
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