子育てしていた頃の私と同じだ...小鳥を一生懸命育てる娘の姿が思い出させてくれたこと

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:せみ
性別:女
年齢:44
プロフィール:44歳の夫と中学2年生の娘と暮らすパート主婦。

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パートで働く44歳の主婦です。

13歳の娘が小鳥を飼いたいというので、2カ月ほど前から小鳥を飼っています。

キンカチョウという種類で、個体によって白、黒、灰色、茶色、オレンジ色などさまざまな色や柄のある、スズメくらいの大きさの小鳥です。

うちの小鳥はまだ幼いので羽根の柄が固定されていませんが、今のところ、いろいろな色の羽根がミックスされた柄のようです。

娘が手乗りに育てたいと言ったので、まだ人の手で差し餌が必要なヒナの状態でこの小鳥を買ってきました。

私自身が一度差し餌で小鳥を育てた経験があるので、幼いヒナを飼うことにそれほど不安はありませんでした。

ただ、娘は早起きが苦手なので不安でした。

「夜明けとともに目覚めて、日の入りとともに眠る小鳥の差し餌に対応できるのだろうか?」

「ほぼ私が育てることになるのではないのだろうか?」

心配する気持ちと、自分が大変になるのでは...という気持ちが半々だったと思います。

しかし、実際に飼育が始まってみると、早朝5~6時に小鳥が目を覚まして鳴き始めると、毎回、娘がごそごそと眠そうな顔で部屋から起きてきて、差し餌をきちんと与えていました。

普段、目覚ましタイマーをかけていても起きないときもある娘が、「タイマーなしで鳥の鳴き声だけで起きたの!?」とかなり驚きました。

そして、私自身が娘を産んだばかりの頃、夜中に娘が泣くたびに目を覚ましてお乳をあげていたことを思い出して、感慨深い気持ちになったのです。

娘はあまり夜泣きをしない子ではありましたが、生まれてからしばらくは多くのお子さんがそうであるように、毎日夜中に数回起きてお乳を欲しがりました。

その度、私は眠い目をこすりつつ、横に寝っころがっている娘におっぱいを飲ませたり、母乳の出が悪いときは、粉ミルクをお湯で溶かして哺乳瓶でミルクをあげたりしていたのです。

娘は割と淡白な子だったので、お腹がいっぱいになってオムツも綺麗になったら、ほぼぐずらずに、すぐ眠りについてついてくれる子でした。

ミルクとオムツを済ませた後は、一緒にまた添い寝でぐっすり。

ときどき起きる手間はありましたが、割と楽ちんな乳児期だった記憶があります。

今になって、大きくなった娘が、朝まだ暗い時間に眠そうに起きてきてお湯を沸かし、小鳥のし餌用フードをお湯でふやかして、針の無い注射器のような器具で小鳥に餌をやっているのを見ると、「あの頃のミルクを作っていた私に似ている!」と思うのです。

さっきまで、さんざん大きな声で鳴いていた小鳥も、餌をお腹いっぱいもらうと静かになって、満足そうに目を閉じます。

これもまた、あの頃の娘の姿と重なる気がしました。

オムツの世話こそないものの、娘はえさやりの後、静かになった小鳥のクチバシを水で湿らせたティッシュで拭いてやり、朝のお世話は完了です。

そつなく世話をする娘から、母性の芽生えのようなものを感じて、「この調子なら将来、自分の子どもを産んだときもちゃんと起きれそうだな」となんだか遠い未来のことまで考えて、安心する私でした。

それでも、根気のない娘のことなので、2~3日でへこたれる可能性もあると思って、その後も見守り続けました。

すると、きちんと毎日朝と晩の差し餌を続け、およそ50日後、小鳥が自分で満足に餌を食べられるようになるまでやり切ったのでした。

ちなみにし餌は1日3~5回必要で、娘は朝と夕方のし餌を2~4回行い、娘が学校へ行っている昼間は、私が差し餌をしていました。

このくらい手助けするのはいいですよね。

そして、小鳥は無事に手乗りとして育っていて、娘を含め私たち家族と楽しく暮らしています。

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