<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぽに子
性別:女
年齢:46
プロフィール:小・中学生の子どもがいる兼業主婦です。天気のいい日は子どもたちと一緒にスポーツを楽しみます。
私は現在、46歳でパート主婦をしています。
若い頃には気付かなかったけれど、年齢とともに後悔が募っていることがあります。
それは歯医者で定期検診を受けて来なかったことです。
10代や20代の頃、歯が痛み出してからようやく歯医者に行くことを繰り返していたせいで、奥歯に大きな虫歯ができてしまいました。
痛みがひどくなり、歯医者に行ったところ、奥歯の虫歯は神経にまで達していることが判明したのです。
数カ月かけて治療して、その歯は神経を抜いてなんとか歯自体を残すことはできました。
しかし痛みが過ぎ去ってしまうと私は歯医者に通うことも忘れ、歯医者から「定期検診」の案内が来ても「まだ何ともないから」と、先延ばしにして歯医者に行かなくなってしまいました。
奥歯治療から数年後、治療した周囲が急に痛み出し再度歯医者に行きました。
神経がないのに歯が痛いってどういうことなんだろう! と思っていたら、その神経を抜いた歯の中に膿が溜まっていると言われました。
最初の治療の時とは別の歯科で治療をしてもらい、痛みはなんとか治まりました。
また数カ月通うことになりましたが、ようやく痛みがなくなりほっとしたものです。
その奥歯のことがあり、さすがに「定期検診をちゃんと受けよう!」と思い、半年に1回程度は通うようになりました。
半年くらいで歯医者に通っていると、虫歯ができても初期虫歯なのですぐに治療が済むのがメリットです。
ただ、やはり後悔しているのが、この神経を抜いた奥歯です。
仕方なく神経を抜いて歯を残すことになったのですが、かなりひどかった虫歯なので歯の外側がかろうじて残っているだけの歯なのです。
若いうちはいいけれど、歯茎が衰えてきたら恐らく抜くことになるだろう、と今通っている歯医者では言われています。
30代のうちはそれほど奥歯を気にしていませんでしたが、40代を過ぎた頃から神経のない奥歯の不調が増えてきました。
私自身、蓄膿持ちなのですが体調が悪くなると副鼻腔に溜まった膿のせいか、神経のない奥歯が浮いたような感じになってしまいます。
歯茎が腫れているような、鈍痛に悩まされることも増えました。
また、何かに集中してぐっと奥歯をかみしめる時間が続くと、後で神経のない奥歯が痛くなり...。
もうこんな歯なんて要らない! と思うときもたまにあるのですが、1本歯がなくなると、歯並びが崩れちゃうよと言われています。
だましだまし守っていくしかなさそうです。
こんなことなら、10代や20代の時にちゃんと歯医者に定期的に通っておくべきだったなと後悔しかありません。
今さらながらこまめに通って、残りの歯だけでも守っていこうと思っています。
今は日頃から気を付けて、歯ブラシや歯ブラシ以外の用具も使い分けて丁寧に歯を磨くようになりました。
歯は元通りになることはありませんから...。
失ってから気付くのでは本当に遅いですよね。
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