「頑張っていた仕事」を結婚のために辞めて...でもその未練、意外なところで解消され思ったこと

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:大家ぽん子
性別:女
年齢:65
プロフィール:65歳主婦です。夫と猫と暮らしています。コロナで町内会の寄り合いが少なくなったのはとても良かったなあと思います。

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65歳主婦です。

よく「人生には無駄なことなんてない!」などとお年寄りが言いますよね。

若い頃は「若者に苦労させるための便利な言葉だよねえ」とひねくれた見方をしていましたが、年を重ねてから「本当にそうなんだ!」と受け取り方が変わりました。

2020年から、私の家に自治会の役員が回ってきました。

役職は会計です。

面倒ですが10年に1度くらいは役員をやらなくてはいけないので仕方ありません。

億劫ながらもやってみたら意外や意外、それほど困りませんでした。

なぜかとういうと、私が昔、結婚をするまでしていた仕事で似たようなことをやっていたからです。

当時はエクセルなどの便利なソフトがない時代でした。

自分ではそんなに昔ではないと思っていたのですが、パソコンどころかそろばんが大活躍していた時代、というと、すごく昔に感じますね。

ちょうど計算機が普及し始めたばかりの頃だったので、慣れたそろばんを使う人がたくさんいたのです。

当時は同じフロアの上の年代の人はそろばん、私たち世代がようやく計算機を使っていました。

全て手動、表計算も人力。

勘定の項目などもメモを見ながら手で記入していましたし、伝票も全て手書きでした。

自治会は高齢の人が多いこともあり、全てがアナログだったことが幸いでした。

各係から会計にレシートが渡され、仕分けしながらノートにレシートを貼り付け、それを全て手動で計算するのです。

「ああ、これ昔やったわ~、これなら会長や副会長をやるよりも会計を引き受けたほうがいいわね」と思いながら作業を終えました。

若いときの仕事がこんな場面で役に立つとは思いませんでした。

「自分なりに頑張っていた仕事だったのに、結婚のためだけに就職したようだった」

それまでは、自分の娘たちが仕事に打ち込みいきいきと活躍する姿を見て、ふと、空しく思うこともありました。

ところが、退職から何十年も過ぎてから、かつて身につけたことが意外なところで役に立ちました。

この言い方が合っているか分かりませんが「昔の未練がここにきて少し解消できた!」という気持ちです。

おまけで、補助金が出るはずのものをずっと自治会費から払っていたことも判明。

予算がろくにとられていなかった子ども会に回すことができたそうで、役に立てたかもな~と嬉しくなりました。

今は無駄に思えたり、腑に落ちなかったりするようなことがあっても、長い人生、意外な場面でその経験が役立つこともあります。

人生って面白いもんだよ、本当に無駄はないんだよとお若い方には伝えたいです。

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