<この体験記を書いた人>
ペンネーム:れもん
性別:女
年齢:46
プロフィール:二人の息子を持つシングルマザーです。近頃ハイキング日和の日が多くなり、仕事に集中できなく困っています。
私は46歳バツイチ主婦です。
13年前に離婚して以来実家に戻り、今は19歳と14歳の息子、実父78歳、実母72歳の5人暮らしです。
離婚前までは、隣町にある古いマンションに一家4人(元夫と2人の息子)で住んでいました。
そこに暮らし始めてすぐ、同じ階に住んでいた4人家族のママ、Aさんと意気投合し、次第に家族ぐるみの付き合いになっていきました。
子ども同士も年齢が近く、毎日のように一緒に遊んでいた光景が今でも目に浮かびます。
ところが、そのマンションに住み始めて5年ほどたった頃、仲良くしていたAさん一家が遠方へ引っ越すことになってしまいました。
そのことを知らされたとき、私たち親子は非常にがっかりしたことを覚えています。
子どもたちが通っていた保育園も同じで行事ではいつも一緒でしたし、お互いに働くママとしても情報を交換し合い、時には愚痴を聞いてもらい、常に心の支えになっていた存在でした。
共に励まし合い笑い合い、素敵な思い出がたくさんあります。
Aさん一家が引っ越してしまったあとも、数回は約束をして一緒にお茶をしたこともありました。
ですがお互いに忙しく、私は子どもの少年団活動に追われる日々です。
また、遠距離で物理的にもなかなか合うことは難しかったこともあり、徐々に疎遠になってしまいました。
その翌年、急遽私もまたマンションを去ることになりました。
以前から、様々な問題を抱えていた旦那との関係がより悪化し、苦渋の決断で離婚に至りました。
私は子どもたちを連れて実家に戻り、シングルマザーとして再スタート。
生活を安定させるために仕事と育児に追われ、必死な毎日を送っていました。
気が付けば2018年の夏。
バタバタしていましたが、離婚してからすでに2年の月日が経過していました。
そしてある日の夜、とても懐かしい夢を見たのです。
夢の中で私たち親子はまだ当時のマンションで生活をしていました。
「ピンポーン」と玄関のチャイムがなりました。
誰かな...と思いながら玄関のドアを開けると、Aさんがそこに立っていました。
「元気にしてるかなぁと思って、たまたま近くまで来たから寄ってみたの」
そう言うAさん。
そこで私は「うわ~! 久しぶり~! 元気だった~!?」と言ったところで目が覚めてしまいました。
それはあくまでも夢で現実ではありませんでしたが、起きてからもなんだかうれしい気持ちでいました。
その午前中、我が家の玄関がピンポーン。
家では仕事上、毎日のように荷物が届くので、また仕事関係かと思いきや、なんと夢に出てきたAさんから荷物が届いたのです!
箱を開けてみると、中には美味しそうな果物がぎっしりと詰められていて、隅には手紙が添えられていました。
それ以来、再び連絡を取り合うようになり、Aさんとの関係は復活しています。
偶然? そう思う人もいると思いますが、私はあれは予知夢だったのではないかと思っています。
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