<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子
性別:女
年齢:44
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
我が家は現在、基本的に夫(44歳)の収入でやり繰りしています。
食費や光熱費を節約すると、「俺はこんなものも買えない程度の稼ぎなのか」と夫が落ち込むので、あまり露骨な節約はしたくありません。
「俺は充分稼いでいる」と気分よく働いて欲しいからです。
しかし、現在小学4年の子どもの教育費や老後資金を考えると、使ってばかりもいられません。
そこで我が家は、夫の名義で2017年からふるさと納税をしています。
寄附できる金額の半分は美食、残りは日常食べる食材や日用品など節約できる品を頼むことが多いです。
北海のカニやホタテ、佐賀の佐賀牛、福岡の若杉のモツ鍋など、ふるさと納税サイトのランキング上位に入っている返礼品はどれも絶品です。
「うまい! 至福の味だね。ふるさと納税っていう制度を利用しようと提案してくれて、ありがとう」
夫はいつも喜んでくれます。
子どもも大好きなイクラやみかんがたくさん届くので、いつも大興奮です。
素材自体が美味しいものばかりなので、料理に手間がかからず私も楽です。
返礼品が届いた週末は家族みんなが幸せになれます。
豚コマなど普段の食材やトイレットペーパー、洗剤などの返礼品は、とにかく量が多くインパクトがあります。
届いたらペットボトルなどサイズの比較ができる物と一緒に写真撮影。
「こんなに届きました! 当分の間、買い物に行かずに済むね。ありがとう」
そう、夫にLINEすると、「箱がデカい!」「何カ月分!?」と楽しそうな返事が返ってきます。
返礼品は家族でワイワイ選びたいところですが、夫が平日ほとんどいないこともあり、子どもと私が選んで「これに寄附したい」と夫に頼んでいます。
子どもは何度も各自治体の返礼品を見ているうちに、北海道は魚介が多く、九州は畜産が盛ん、みかんを頼みたい場合は四国の自治体を見ればある、などが分かってきたようです。
地図を見ながら「豚肉を送ってくれた市があるのはここ」「前もらったホタテが育ったのはオホーツク海」などと確認していると、単純に丸暗記させるよりも知識が身につきやすいようです。
収入が多ければ、その分多くふるさと納税できるので夫も頑張りがいがある様子。
「あなたがたくさん納税してくれたから、美味しいものがたくさん食べられるよ」
「今年もふるさと納税できるよう稼ぐぞ」
感謝を伝えるとそんな返事を返してくれます。
節約になり、子どもの地理の勉強にも役立ち、家族全員が楽しめるのでふるさと納税をはじめて本当に良かったと思っています。
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