ふるさと納税、やってみたら意外と簡単&お得でした!

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ペンネーム:やまやま
性別:女
年齢:61
プロフィール:旅行するのが好きです。若いときはあちこち見て歩きましたが、ここ数年は行った先でおいしいものを食べることが楽しみです。ふるさと納税は、家にいながらにして各地のおいしいものが食べられると感激。おととしは、3カ所から返礼品をいただきました。

テレビのニュース番組で、ふるさと納税が取り上げられる度に、我が家もしたいと思っていました。寄付することで、その市町村から返礼品が届けられるなんてすてきだな、その上所得税や市民税が軽減されるとは、すばらしい制度だと感激しました。


そこで、2016年11月、冬のボーナスでふるさと納税を体験してみることにしました。返礼品がほしいだけでなく、主人の医療費と合わせて確定申告をしようと思っていたので、ちょうどいいタイミングだったのです。

ネットで「ふるさと納税」と検索すると申し込みサイトがでてきて、簡単にできます。私はいくつかあるふるさと納税を紹介するサイトの中から一つを選んで、見てみました。果物や海産物、肉やスイーツなど各県のおいしそうな名産品がずらりと並んでいて、迷ってしまいなかなか決められません。やがて、家族の好きな品物ならいいだろうと思いつき、ここ数年で値上がりしたウナギにしようと決め、ウナギを送ってくれる市町村の中から、静岡県の湖西市を選びました。でも、まだまだ食べたいものばかり。当初は1件、10,000円だけにしようと思っていたのに、あと2件申し込むことにしました。家族はカニが好きだから、2つ目はカニにしよう、3つ目はとだんだんネットショッピングをしている気分になり、わくわくしてきました。2件目のカニは一人一杯は食べたいので、能登町の紅ズワイガニ・中(4.5杯)にしました。そして、3件目は主人と伊万里焼を見に佐賀県へ行った時、ランチで入ったステーキハウスの伊万里牛がとてもおいしかったことを思い出して、伊万里牛のすき焼き用を申し込むことにしました。


一番早く届いたのは、湖西市のうなぎでした。想像していたより厚みがなかったのはちょっと残念ですが、何せ1万円で4人分。味はおいしかったので満足です。伊万里牛(600g)は、すき焼きにしましたが、柔らかくいいお味でした。能登のズワイガニは、カニ本来の旨みがたっぷりありました。「むくのが大変。むいてくれたらいいけどさ」などと勝手なことを言う主人をにらんで、一生懸命食べました。さらに、能登町の包みには、『のっとりんパスポートで優待カード』が入っていました。期間は決まっていますが、パスポート持参で能登町内の宿泊施設に泊まると、1人3,000円引きしてくれるというもの。平日限定ですが、4名まで利用できる優れものです。20代の時旅行した能登町を思い出し、なつかしい能登町を応援したいと思いました。

寄付の使い方は、自分で選択ができます。市町村のサイトには、寄付金の使い道と街づくりについてというページあって、市町村が今どんなことに取り組んでいることがわかります。私は「子育てしやすい街づくり」を選択しました。何に使ってほしいのか選択できたり、よい街づくりにささやかな貢献ができたりするのはうれしいものです。

2016年は、家族の好きなものを選んでしまいましたが、今年は災害のあった東北や九州にしたいと思っています。返礼品目当てでなく納税することで、その市町村をふるさとのように大切にも見守っていくのが、本来の主旨に思えるからです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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