<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女
年齢:43
プロフィール:小学生の子どもが二人いるパート主婦です。
夫(45歳)の友人である同年代の友人Aさん(40代男性、独身)とは、夫との結婚前からの付き合いです。
とてもいい人で、私も夫もお酒が好きなこともあり、よくみんなでお店や家で飲み会をしていました。
彼は気がいいだけでなくとても親切で、うちに子どもが生まれればお祝いをもって遊びに来てくれたり、屋外でお花見をやるときは子どもと遊んでくれたりもします。
気づけば胡坐をかいた彼の膝にまだ小さかったうちの子どもがちょこんと座っている...なんてこともよくありました。
しかしコロナ禍となってからは、うちは家族以外の人との食事を自粛するようになったため、Aさんともずいぶんご無沙汰です。
Aさんは頻繁にSNSに近況をアップするタイプなので、Aさんの様子は伝わってきますが、そのせいで、モヤモヤすることが増えました。
Aさんは緊急事態宣言下でもおかまいなしで全国各地へ旅行に行き、夜は飲み屋に行く毎日を送っていました。
「不要不急の外出の自粛」が呼びかけられた私たちが住む世界とは、別の世界なのかな...というくらい、自由な行動をしているAさん。
こんな生活をしていて、コロナにかからないのかな...と心配していたのですが、予防をしっかりしているのか、ただ運がいいだけなのかコロナにはかかってはいないようです。
よく旅をし、飲み、食べ、とても楽しそうな生活がうらやましく感じることもありますが、私たち家族は感染リスクを考え、なるべく自粛生活を送っていました。
そんな中、Aさんから夫に久々に連絡がきました。
内容は、「うちで飲み会をしたい。知り合いも何人かつれていっていい?」というものです。
夫からこの話を聞いたとき「は?」と思わず、不機嫌に聞き返してしまいました。
夫は若干飲みたそうでしたが、私はありえないと思いました。
うちの小学生の子どもたちは給食中にしゃべることを禁じられ、黙食しています。
それなのに、大人だけおしゃべりしながらご飯を食べることなんてできるわけがありません。
さらに、「知り合いも何人か」というのは、きっとAさんがいつも飲み歩いている面々だと感じました。
大人数の会食なんてリスクが高いことを、なぜ我が家で行おうとするのでしょうか...。
夫に断ってほしいと伝え、子どもの給食の例を伝えると、夫は確かにそうだよねと断ってくれました。
Aさんからは「そうだよね、分かった。コロナが収まったら飲もうね」と返事がきたそうです。
その後、Aさんは別の友人の家(一人暮らしの方)で、家飲みを開催していました。
SNSでそれを見たとき、いい人だけれどコロナに対する感覚が全く違うとしみじみ思ったのでした。
こんな考え方は自分でも嫌ですが、コロナが収束した後も、ちょっとAさんを見る目が変わってしまいそうです。
もちろんAさんからしたら、私のことを「神経質すぎる」と思っているのかもしれません。
それまでは信頼できるいい友人と感じていたのに、彼との価値観の違いでこんな思いを抱くようになり、残念に思っています。
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