<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:44
プロフィール:コロナのワクチン接種がしたいです。
フリマアプリを使っています。
お取引する方々は、基本的にみなさん良い人たちばかりなのですが、先日のお相手は一癖ありました。
取引したものは本棚です。
5年ほど前に購入したもので、国産でしっかりした作りの良い物でした。
愛着はあったのですが、本棚を大きくするために手放すことにしたのです。
誰かに使ってもらいたいと思い、フリマアプリに出品しました。
出品してから1週間ほどでコメントがあり、8,000円の値段に対して6,000円で販売してほしいとの値引き交渉が。
値引き交渉が来ることを想定し少しお値段を高めに設定していたこと、そして早く売れてほしかったのでOKすることににしました。
しかし購入された後にこんなメッセージが来ました。
「本棚全体をアルコールで拭いて、ほこり一つ残らないようにしてほしい。もし傷があるようなことがあったら架空商品を作るからそれを購入して割引対応をしてほしい」
顔文字はなく、お願いベースでもなく、威圧的なメッセージの書き方でした。
綺麗にしてから出品するつもりでしたが、私は片づけや掃除が苦手なタイプ。
ほこり一つ残らずと言われると自信がなくなります。
それに、中古品ということで商品の状態も「やや傷みや汚れあり」にして出品しました。
商品ページにも「多少の傷や汚れはご了承ください」と記入済みです。
「商品ページにも記入しましたが、多少の傷や傷みはご了承ください」
そうメッセージで送ると、返事は「わかりました」の一言だけ。
不快な思い、そして不安な気持ちで発送し、到着後のことです。
1mmほどの小さな傷や塗装の剥げを細かく指摘されました。
そして「500円の架空商品を作るので、こちらを購入し、値引き対応をしてください」と連絡が来ました。
了承いただいたから発送したことを伝えても「思っていたより傷が酷い」、「細かな傷が多すぎる」など言われました。
これは手に負えないと思い、事務局へ相談。
その後のやり取りは事務局がしてくれました。
お相手のプロフィールの評価を拝見すると「良い」がほとんどで、1000件近く取引されている、フリマアプリマスターのような人。
そんな方なのに、今回のようなクレームを入れてくるとは驚きでした。
顔が見えず、現物の確認もすることはできないフリマアプリ。
私も商品の状態や写真をもっと細かくした方が良かったのかもしれないなと反省しました。
今までこのような取引がなかったので、今後は気を引き締めなければと思っています。
でも、これからもフリマアプリを続けるのが少し怖くなった出来事でした。
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