母が私と同じ49歳だった時もっと"大人"だった? 懐かしの挽き肉たっぷりオムレツ/キッチン夫婦

こんにちは。ブログ「キッチン夫婦」を夫と運営しているべにゆうです。


前回の記事:前途多難な新事業!電話嫌いな私がケータイ2台持ち生活するなんて/キッチン夫婦

私は先日49歳になった。

早いなぁもう、もう来年50歳だよ。

しかし50年も生きて(もう少しどうにかならなかったのかね?)と自分自身に皮肉を言いたくなっていた。

それはたぶん、自分自身に対する頼りなさから来るもので、努力すべき時に努力しなかった自分が見えるからなのかなと思う。

だから今はもうちょっと、努力できる時には頑張るようにしたい。

そして、今年の誕生日はいつもと違うことを考えていた。

それは白髪を見つけおののいたり、このメガネあのメガネと使い分けしなきゃなかったり...

という日常の場面で「面倒だわぁ」という瞬間が増えたこともそうだが、ふと気が付いて"えっー!"と思ったことがある。

母と私は30歳差。気が付いた。思った。

それは母が私の今の年齢49歳の時、私よりずっとしっかりした大人だったろうなと。

母が今の私の歳の時、私は19歳。

その頃、高校を卒業し専門学校生になったばかり。

19歳の私から見た母を思い出してみる。

父の両親と同居し家事育児全般を行い、青森から呼び寄せた高齢で一人暮らしだった母の母のケアをし、父が経営する会社を毎日切り盛りしていた。

その時も現在もとっても頼りになる。

人間としての懐の深さがあり、知識も広い。

20代前後から見た40代~50代はそんな感じなのかな。

私、こうして比べて見ると子どもっぽい? というか足りない感じ。

人間としての成長がずいぶん足りてない気がした。

いや~こんな子どもっぽくていいのか? と感じているのは何なのだろう。

そしてもう一つ"えっ"と思ったのが、今の母の年齢は、祖母(父の母)が亡くなった年齢だと言う。

ちょっとドキッとした。

あぁ、そういう年齢でもあるのか。

"ばあちゃん、そんなに早くだったんだなぁと"、今までと違う感覚で認識した。

人の価値、人の人生ってよく言うように簡単には比べられるものではないけど、少なくとも自分をもっと頼りある人間だと感じられるようになりたい。

こんなお店のない田舎で、母は車の運転免許もなく宅配も通販も当然なかったし、よく食材を調達できてたなぁと、これまた関心。

毎日家族みんなのご飯よく作ってくれたわぁ。

子どもの頃大好きだったおかずの一つ、 シンプルな味付けでケチャップで食べる『挽き肉入りの昭和のオムレツ』です。

すごく懐かしいし、一緒に並んでモリモリ食べていた自分の兄と弟の顔も思い浮かびます。

夫も子どもの頃によく作ってもらったので、やはり懐かしの味だそうです。

挽き肉たっぷり入りオムレツ

母が私と同じ49歳だった時もっと"大人"だった? 懐かしの挽き肉たっぷりオムレツ/キッチン夫婦 20210522b.jpg

●材料(2人分)●

卵        3個

豚挽き肉    300g

玉ねぎ     小1個

人参      3/4本分

塩、こしょう  適量

サラダ油   小さじ1弱

ケチャップ   好み量

●作り方●

(1)玉ねぎ、人参は粗めのみじん切りにする 卵を溶いておく

(2)フライパンに油を入れて熱くする 挽き肉、(1)の玉ねぎ、人参、塩、こしょうをし炒め、火が通ったら 火を止めて置いておく

(3)別のフライパンに油を薄くひき火にかけ、溶き卵の半量を入れて広げる 固まりかけてきたら、火を止める その卵の半分の範囲に調理した(2)の具材の半量をのせて卵をかぶせる

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キッチン夫婦・べにゆう

夫と2人で始めたブログの名前が「キッチン夫婦」です。料理や食べ物、食卓やキッチン関係のことを夫婦で話しをして、そのことをブログに書いていけたらいいね、ということで始めたブログだからです。妻の私が記事を書いていますが、夫は記事にするアイディアを考えたりイラストを担当。その夫、私と結婚前の8年間ほど、シングルファザーで息子を育てていました。そして今年息子が就職で家を離れた。夫はさぞかし「息子ロス」になってしまうのではないかと心配されましたが、無事に乗り越えてきているように見える。その様子を見守りながら、コロナ禍のさなか夫が立ち上げた新規事業を手伝うべく、様々な発見と困惑に直面しながら日々奮闘中です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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