ケチな性格で捨てられない! 足の踏み場もない家を一新させたアラフォー主婦の片付け法

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:はるかの
性別:女
年齢:43
プロフィール:夫と中学生の息子と暮らすパート主婦。

ケチな性格で捨てられない! 足の踏み場もない家を一新させたアラフォー主婦の片付け法 49.jpg

私は、現在家族3人で一戸建てに暮らしていますが、10年前までは賃貸アパートに住んでいました。

当時はまだ子どもも小さく、仕事もしていたため、毎日が大忙し。

そのせいもあり、当時の家の中は日用品から子ども用品まで細々したものに溢れ、恥ずかしながら足の踏み場もない状態でした。

こうなってしまったのも、私のケチで面倒くさがりの性格が少なからず関係していたと思います。

赤ちゃん用品一つ取っても「次の子に使えるかも」「誰かにあげられるかも」と取っておくのが常でした。

そのため棚や押し入れの中は使わないものばかりが場所を取っている状態。

また、節約しようとするがあまり、安い収納用品やキッチン用品ばかり買っていたことが後の災いになります。

気が付くと家具や備品は色がバラバラだったり、機能的でなかったりして、結果的に家全体がゴチャゴチャとした印象になっていました。

そんな家をなんとかしたいと思いながらも、時間もなく方法も分からず数年が経った頃、私たち家族はマイホームを購入することになりました。

ワクワクした気持ちと同時に、私の中である思いが強くなります。

「新居は絶対にこんな状態にしたくない! テレビに出てくるようなスッキリ快適な暮らしをしたい!」

それからマイホームに移り住むまで、参考になりそうな本やブログを読み漁り、自分なりに収納やインテリアの勉強をした私。

独学ばかりでなく、整理収納アドバイザーの先生のもとでレッスンを受けたりもしました。

こうしていろいろと研究した結果、スッキリとした家でいつも家族が快適に過ごすための「片付けの基準」が、自分なりになんとなく確立されてきたのです。

その基準はいくつかありますが、まず「過去や未来に囚われず、今を軸として物を取捨選択する」こと。

今は使わないけど高かったから...とか、いつか使うかも...と思って溜め込むことはやめました。

「今すぐ(または1年以内)に必ず使う物」

「今はもう必要ない物」

「思い出があって一生大事に取っておく物」

この3択で持ち物を見直したのです。

次に、新しく何かを買うときの基準を決めます。

「今すぐ必要か、機能的で長く使えるものか、保管場所が確保できるか」

この点をじっくりイメージしてから買うようにしました。

そうすることで、物が増えにくくなったし、買った物がいつまでもその辺に置かれていたり、収納するところがなくて困ることもなくなりました。

このほかにも決めたことがあります。

「使うものを使う場所に保管する」

「家族の共用品は、なるべくワンアクションでしまえる場所を定位置にする」

これらのことを徹底して心がけるようにしました。

「私が一生懸命片付けても、家族がすぐ散らかす!」

というのは主婦あるあるですが、それは片付ける場所が、家族にとってちょっとだけ面倒な場所だからかもしれません。

必要な物が使いたい場所にあり、それがすぐ取り出せてすぐしまえるなら、家族も案外きちんと片付けてくれるものです。

また、うっかり出しっぱなしの物を発見しても、簡単にしまえるので私もあまり苦になりません。

「自分がコントロールできる物の量を知り、適材適所で収納をする」

新居ではこれを実践したことで、前の住まいとは比べものにならないほど家の中はスッキリと片付き、ストレスなく暮らせるようになりました。

これからも自分なりの基準を大切にしつつ、快適な暮らしを維持していきたいです。

関連の体験記:引き出し開いてますけど? ルーズな夫と娘...自発的に整理整頓させる方法、誰か教えて!
関連の体験記:娘の私のため、頼まれた友人のため...マスクを求め開店前のドラッグストアに並ぶ母に複雑な思い...
関連の体験記:だめだ笑いそう! 認知症の義母が「家に招いてお礼をしたい人」は...あのスター!?/バニラファッジ

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP