大学生の長女が一人暮らしを始めたので、マイペースなだんなと高校生の次女と暮らしているアラフィフしまえもんです。
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今年に入って新型コロナウイルス感染症が流行り、３月、４月は子供たちも学校が休みになり、ゴールデンウィークもほぼ家にいた状態です。
県内の実家には母が亡くなって父一人。毎年ゴールデンウィークには予定を合わせて実家に集まるのですが、高齢で持病のある父を心配して関東に住んでいる妹家族は今年は帰省しませんでした。
うちは、長女は大学のある都市で自粛していて帰らず、次女も用があったりしたので県内にある実家には私一人で帰ることに。
孫命の父にはちょっと寂しい連休です。
実家に帰ることを長女に言うとLINEでグループを作ってくれました。
妹、姪達、私、長女、次女のグループです。
そこへ
「この土日、お母さんがおじいちゃんちに行きます」
「そこでビデオ通話しておじいちゃんにみんなの顔を見せましょう！！」
と長女がメッセージをいれました。
おおー、その手があったか。
コロナで外出自粛状態になってオンライン帰省をしている人の話を聞きましたが、
父だけだと携帯を持っていないので、電話で話すしかありません。
でも、私が実家に帰ればスマホがあるのでできます。
実のところLINE初心者の私は勉強不足で一対一でしかやりとりできないと思い込んでいました。
当日、半信半疑のまま、父が仕事から帰ってきた頃、長女に今からどうかとメッセージ。すると、早速グループビデオ通話のメッセージが。
「参加」にすると、長女、妹、姪達が画面に次々と映ります。
お正月に会って以来の顔合わせです。
父はびっくりしましたが、嬉しそうに皆と会話していました。
10分ほどでしたが、顔を見ることができて、お互いの元気な様子にほっとしました。
電話では何度か話していますが、顔を見るとやはり違います。
通話を終えた後、しきりに感心していた父。
以前ガラケーを持っていましたがほとんど使わないので解約していました。
よほど嬉しかったのか「俺も買おうかな...」ボソッと呟きました。
使いこなせるか心配はありますが、携帯を持ってくれると、外出先（畑が遠いので）でも連絡できて私も安心です。
今回の休みは実家に皆が集まれませんでしたが、長女のおかげで父を喜ばせることができてよかったです。
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