20代で結婚して、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。今回は大変な時だからこその中道さん流の捉え方です。
前回の記事:30代までは体が軽かった...。50歳を超えて痛感した「年齢に合わせたダイエット」の必要性
新型コロナウイルスの影響で政府が出した4月8日からの緊急事態宣言。
大阪府民の私は、外出自粛となりました。
最後に遠出をしたのは京都に友人とご飯を食べに行った、3月27日。
それからほとんど自宅に引きこもっています。
今回のコロナショックは世界中の人に経済的に影響を及ぼし、バブル崩壊やリーマンショックの時のように富裕層に大きく影響を与えるだけではなく、どんな人も経済的なダメージを受けているのではないでしょうか。
一市民の私には経済の未来は予測不可能ですが、わずかな期間に感じたことはあります。
それは、仕事のやり方の大きな変化。
まず、価値感が変わってきています。
今まで、セミナーや講座は会議室を使い、その場の雰囲気を感じたり、直接会って聞くことができたりする「リアル感」が価値の一つでした。
でも今回の場合、それは「3密」と言われる狭い空間を共有することにつながり、感染リスクが高まってしまう...。
つまり、今は逆に「価値が低くなる」ということ。
Zoomなどのツール(※インターネットで会議ができるツール)を利用することでオンライン上で講座は可能。
やってみた感想は...実際に会う必要はないんだということ。
すでに海外ではオンライン授業が導入されているようで、日本もいずれそんな時代がやってくるのではないかと思います。
海外のクライアントさんともZoomでセッションをしていますし、太平洋を越えて仕事ができる時代になったと実感。
これからの学び方、働き方は変わるのではないかと考えます。
今まで必要だと思っていたけれども、別になくてもいいんじゃないかなと思えることもあります。
テレワークができたり、会議室に集まらなくてもオンライン会議で十分だったり。
「家でも仕事ができるじゃないか」と分かったのではないでしょうか。
私たちはいろいろな形でお金をいただいています。
従業員として働く人、私のようにフリーランスで働く人、パート主婦、会社経営者や株や不動産などの投資家。
報酬の額や、お金の貰い方は様々ですが、今回のように誰しも計算通りにいかないことが起こりうるのだということを痛切に感じました。
ネガティブなニュースが流れ、なんとなくふわふわした、地に足がつかないとでも言いましょうか、そんな気持ちを抱えている人も多いかと思います。
しかし、こんな時だからこそ「自分のお金の現実」を知ることが大事だと思いました。
そして今の生活を見直すきっかけにしようと思いました。
自分にとってちょうどいい暮らしが心地よい。
私は、起業2年目の駆け出しです。
きっと、今後、仕事の内容を変えていくことにもなりますし、コツコツとできることを積み上げていくことが次のステップにつながると信じています。
この事態が回復するのを願ってただ待つのではなく、この時間に今自分は何ができるのか、自分のこれまでに積み上げてきたことの何ならお金に結びつくのかを考えるチャンスだと思ってくれる女性が増えることを願っています。
アラフィフ、アラカンの皆さん、必読です! 中道あんさんの記事リストはこちら
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。