<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しまやん
性別:男
年齢:65
プロフィール:定年退職した65歳。娘に「トド」と言われたのがショックで運動始めました。
お恥ずかしながら今年66歳になる私は、マッサージセラピストをしている娘(30歳)に「トド」と呼ばれてしまうほど太っています。
昔は標準体型だった頃もあるのですが、家系なのか大きく前に出たお腹のせいで立っていると自分の足元すら見えません。
昨年長年勤めていた会社を定年退職したこともあり、外に出る機会が少なくなるのは目に見えていました。
実際、少し体重が増えた気もしたので、さすがにこのままではだめだと思い立ち、近所のジムに通い始めました。
体を鍛えるマシーンを使ったこともなかったので、初めの頃は右往左往していました。
しかし次第に慣れていき、ルームランナーだけではなく、ステアクライマーやレッグプレスなどのマシーンも使えるようになっていきました。
しばらくはそのまま順調にジムに通うことができ、ベルトの穴が一つ縮まりました。
なんとなくほっそりしてきたのではないかな~と手ごたえも感じていました。
しかし昨年の秋ごろからどうも右の膝内側に違和感を覚え始め、やがて痛みも出てきてしまいました。
最初は少し休めば大丈夫だと思っていたのですが、なかなか治る様子もなく1カ月経つ頃には歩こうとしただけで痛みだす始末でした。
仕方なく病院に行くと、「変形性膝関節症」と診断されました。
担当のお医者さん曰く、長年の太りすぎが原因だそうです。
今はまだ手術までは必要ないとのことで、ほっと胸を撫でおろしましたが、このままでは本当に歩けなくなると言われました。
痛みが収まるのを待ち、また運動を開始することにしました。
タイ古式マッサージなども行っている娘にも相談して、ゆるめのストレッチや膝への負担の少ない、水泳でのダイエットに取り組んでいます。
娘曰く、運動の前後はゆるやかなストレッチを行うことによって筋肉のハリを軽減できるそうです。
また、水泳も浮力で体重による体への負担を抑えながら、水圧で適度な運動負荷も受けることができます。
私のように膝に不安のある人でも、比較的安心して運動に取り組めるそうです。
確かに、ジムでマシーンを使っている時のように汗はかきませんが、最近体が引き締まってきたように思います。
体重もさらに軽くなり、お正月には久々に会った親戚に「痩せたね」と言われました。
娘からは、たまにリビングで寝転がってテレビを見ていると「まだまだ、トドだね」と言われてしまいます。
しかし、そんなことは気になりません。
早く「トド」を脱却できるようこれからも「変形性膝関節症」とうまく付き合いながら運動を頑張りたいと思います。
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