途方もない「虚無感」。無給でママ友の店を手伝ったのに、陰で悪口を言われていたなんて...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:あまおう
性別:女
年齢:48
プロフィール:ストレス発散にキックボクシングを始めました。

途方もない「虚無感」。無給でママ友の店を手伝ったのに、陰で悪口を言われていたなんて... 11.jpg

私は2人の子供を持つ、48歳の主婦です。スーパーで週に4回レジ打ちのパートをしています。

現在高校一年生の娘が幼稚園の時にできたママ友がいました。

子ども同士が仲良しというより、私たち親同士の気が合い、「わかるー! だよねー!」と価値観も似ていたため、大好きな友達でした。

娘が小学生になり、子ども同士は離れ離れになっても、私と彼女はランチをしておしゃべりを楽しんでいました。

「30歳を過ぎてから一生の友達ができるなんて、私はなんて幸せなんだろう」とさえ思っていた友人だったのですが...実は「縁を切る」にまでに至ってしまったのです。

きっかけは、その友人がお菓子屋さんをオープンしたこと。

子どもが小学生に上がってから自分の時間が出来た友人は、お菓子教室へ通うようになりました。

昔からお菓子作りが好きだったそうで、本格的にやってみたいと専門学校へ通い始めたのです。

練習も一生懸命やっていたようで、作りすぎたお菓子を頂いたこともあります。

とても美味しく、友人に「すごく美味しい!」と言うと「嬉しい!」と喜んでくれたことを覚えています。

そして今から3年前、友人が念願のお店をオープンしました。

「お給料を払うから手伝って」と言われ、私は週4のパートを週3に減らし、平日2日彼女の店へ。

土日も家族との予定がないときはお手伝いをすることになりました。

友人から「お給料もきちんと払うね」と言われ、私は「安めでいいよ」と笑いながら言いました。

しかし、お客さんがたくさん来て賑わったのはオープンの時だけだったのです。

一日にお客さんは数人、売上が数千円の日もあります。

お菓子を作っても売れないので、友人もキッチンではなく売り場に立つことも増えました。

「1枚200円のクッキーなど、価格が高いのでは...」と意見したこともあります。

しかしアーモンドプードルを使っている、バターは最高級、などと言われ耳を貸してもらえませんでした。

友人からは次第に笑顔が消えていき、お店にいてもイライラしていることが増えました。

そして結局、お店は2年で閉店することになりました。

内装や外観、そして調理器具など結構な費用がかかったようです。

借金はないようですが、貯金はだいぶ減ったと聞いていました。

だからお金もなかったのでしょう。

一度もお給料をもらえませんでした。

そして、そのことに対してなにも謝罪もありませんでした。

でも、仕方がないと思えました。

友人もショックで今はそれしか考えられないんだろうな、と思っていました。

しかし、友人は陰で私の悪口を言っていたのです。

私の接客が下手だったから店が潰れてしまった。

まだ賞味期限の切れていないお菓子をタダで持ち帰った。

友人ならパートを減らして、もっとシフトに入ってくれるべきだ。

......などです。

共通の知人から聞いたのですが、開いた口が塞がらず、思わず知人の前で涙まで流してしまいました。

私の想いや、この2年間のことを考えると......酷い虚無感です。

こうして私は友人と縁を切りました。

友人からも連絡はないので、彼女は未だに理不尽な怒りを私に持っているのかもしれません。

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