<この体験記を書いた人>
ペンネーム:きたいしない
性別:女
年齢:45
プロフィール:義母と同居して十数年。子育て・仕事・家事と、あわただしい毎日を送っています。
主人と結婚して15年が経ちました。
私は一人っ子ですが、主人は4人兄弟。
姉が3人の末っ子長男です。
そのうちの3番目、1番下の義姉のことです。
主人曰く、この義姉は他の兄弟に比べて劣等感が強く、とてもネガティブとのこと。
確かに家族で昔話をしていると、3番目の義姉は、姉弟について以下のように語ります。
長女は父(義父・故人)にとても愛されていた。
次女は祖母(義祖母)から大切に大切に特別扱いされたお嬢様。
長男(主人)は、やっと生まれた我が家の跡継ぎ。家族の宝物でやはり特別扱い。
そして自分のことを言うときは...ネガティブな性格が全開!
「私は全然大切にもしてもらえなかったし、いつもほっとかれていた」
「どれだけ頑張っても褒められないし、相手にすらしてもらえなかった」
「私以外は、みんな特別な子どもたちだから」
「私は可愛がられていなかった」
でもあとから主人や他の姉から話を聞くと「そこまではない」「言い過ぎ」とのこと。
また「3女だけで遊びに連れて行ってもらったり、優遇されるような出来事もあった」と。
結婚が一番早かった3女。
まだ義父もご存命だったころだと聞いています。
それはとても祝福され、その当時驚くほどのお祝い金を出してもらったそうです。
それくらい、義父母も義祖父母も喜んでいたと聞きました。
それでもきっと、本人はもっと家族からの愛情がほしかったんだな......と思っています。
先日、義母のことも含め今後について家族会議を開きました。
最近、義母は体調が思わしくなく、人の手を借りないと生活に影響が出てくることも増えてきたからです。
そのとき義姉(3女)は、自分の体調や生活環境があまりよくないことをズラズラと並べはじめました。
結局何が言いたかったかというと、「自分は義母の世話をやりたくない」ということ。
そしてここぞとばかりに、私たち夫婦の悪口を言い放って去って行ってしまいました。
主人も言い返そうとしたのですが、もともと滑舌がよくなく、話すテンポも速くないので、何も言えませんでした。
イライラが募った主人はその苛立ちを妻の私に...。
義姉(3女)への反感だけでなく、同居する義母の今後を決められない苛立ちと不安、何も言い返せなかった自分自身への腹立たしさもあったのでしょう。
フォローをしてくれない他の家族への不満など、私に当たり散らすつらい時間でした。
姉弟それぞれの思いがあるとは思いますが、いくら家族といえども「ものの言い方」があると思います。
兄弟とは本当に複雑。
一人っ子の私にはわからない面倒な関係なのだなと思いました。
とても疲れた一日でした。
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