<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ピンキー
性別:女
年齢:42
プロフィール:3つ年上の夫と結婚し、6歳男子を子育て中です。夫の実家で70代の義両親と暮らしています。
70代の義父母と40代の私達夫婦、2世帯が一つ屋根の下で暮らしています。
家には台所や居間が2つあり、2世帯が別々に食事をできるようになっています。
それでもお互いに作ったおかずやいただきものをお裾分けし合うことがあります。
同居を始めて5年。
夫の実家に住み始めてから、頻繁に頭痛や下痢に襲われるようになりました。
若いときに比べると身体が衰えてきた、子育てに疲れている、同居で気を遣っている、土地の気候に慣れていない......など、いろいろな理由を考えてみてはあまり無理をしないように過ごしてきました。
そしてできるだけ体調を崩さないように、体調を崩すパターンを掴もうと思った私は、天気や気温、食べたものや生活リズムとともに体調をメモするように。
しばらく続けていると...意外なことに気が付きました。
体調を崩すのは「義母(70歳)にいただいたものを食べた後」のことが多かったのです。
「まさか。そんな風に思ってはいけない」と言い聞かせて過ごしてみましたが、やはりいただいた後、お腹を壊すことが続きました。
「そういう風に思い込んでいるからなおさらだ。そんな風に思ってはいけない」と言い聞かせてみても体調を崩すのです。
ただ、次第に「疑い」は「確信」に変わっていきました。
そこで無理をせず、いただいたものをしばらく食べないようにしてみたのです。
...すると、腹痛や下痢に襲われることがなくなりました。
夫におそるおそるこの話をしてみました。
夫のお母さんに対してこんな失礼なことを考えていると伝えて申し訳なく思いながら。
ところが夫は「俺も子どもの頃はお腹の調子がよくなかったけど、そのせいかな。俺は長年の間に免疫がついたからいいけど、もらったからって食べない方がいいよ」と言ったのです。
それ以降、何かをいただいて感謝しても食べないようにしたところ、体調が良くなってきました。
ですがたまに、目の前でみかんを剥いて渡されたり煮物の味見をしてと頼まれたりしてピンチに陥ります。
「体調も良いからきっと大丈夫」と思って食べてみるのですが、やっぱりその後に体調を崩すのでした。
なぜ義母にいただいたものを食べると体調を崩すのでしょう。
考えたくないけれど何かよからぬ物を混入しているのでしょうか?
いいえ、義母が手作りしたものに限らず、誰かにいただいたものや買ってきた物など、義母から受け取ったものでお腹を壊すのです。
それに私以外の人は気にせずに食べている様子。
もともと消化器系が弱い体質というわけではないのですが何故でしょうか。
ある日、義母が「冷蔵庫が調子悪くてね、メーカーに問い合わせるように冷蔵庫がしゃべるのよ」と言って冷蔵庫の音声ガイドを真似していました。
その話をしてからだいぶ経ちますが、冷蔵庫を修理に出した様子も買い換えた様子もありません。
そういえば、冷蔵品をシンクの下から出したり、湿気ったお菓子を甥に食べさせたりしている様子を見たことがあります。
義母は車で1時間かかる場所にあるスーパーマーケットが好きで、暑い時期でもそこで生ものやお総菜を買って、寄り道しながら帰り、当日食べないこともしばしば。
もしかして、食品の保存がうまくいっていないのではないでしょうか。
食品に対して無頓着なのかもしれません。
また、「気に入ったタオルがあるとすぐ買っちゃう」という義母ですが、タオルをあまり洗濯しません。
私ができるだけ洗濯していますが、義母が使っている台所のタオルは、いつも同じ物が置かれている印象です。
義母が手で触れた物が、私の体質に合わないのかもしれないと思えてきました。
今では、義母の無頓着ぶりに神経質な私が体が拒絶反応を起こしているのでは...と考えています。
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