<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もか。
性別:女
年齢:43
プロフィール:事実婚の夫50歳、22歳娘(大学生)、8歳息子、4人家族の会社員の主婦です。
会社勤めの主婦です。仕事の同僚にあたる56歳の女性のお話です。
彼女は、一緒に経理業務をしている仕事上のパートナー。
中小企業なので仕事の忙しさには波があります。
忙しい時はいいのですが、そうでない時のおしゃべりがうるさいのです。
彼女は仕事上では後輩ですが、年上でしかも社長の知人。
ですので邪険にできるはずもなく、話を聞くのも仕事...と割り切っています。
そんな彼女の話は、いくつかの話題の繰り返しです。
一つは「介護関連」のこと。
彼女は前職で何十年も勤めた介護ヘルパーで、国家資格の持ち主です。
「親の介護」「親が入院」といった話が聞こえると、彼女は「待ってました!」と言わんばかりに自分の前職の話をしてきます。
制度や、申請のことを熱弁してくれ、もちろん参考にはなるのですが、介護関係は特に年々制度が変わっています。
話してくれるならそれも踏まえてくれれば...と思ってしまいます。
さらに、
そして、彼女は以前の会社のことを「うちは」といい、「うちは今の会社と比べてこうだった、あーだった」と話します。
「うちは」って、あなた今はここの会社の社員だよね...⁉と突っ込みたくなってしまいます。
また、彼女は父親を数年前に亡くしているのですが、何度も何度も「親は死んでしまったら、何にもできないから、生きているうちに後悔ないように会ってあげて」と言います。
そんなことは親の介護で苦しむ本人たちも百も承知で、それぞれ十分に介護ができない理由があるのでは、と思ってしまうんです。
あんまりにしつこいのでうるさく感じますし、押しつけがましい話はほどほどにしてほしいです。
もう一つは、彼女の「家」のこと。
特に「お嫁さんとお孫さんの話」が止まりません。
彼女には3人の子供がいて、今は3人の孫のおばあちゃんです。
よくある話ですが、お嫁さんに関して思うことはたくさんあるよう。
お嫁さん本人に言わないようにしているそうなのですが、その分会社では言いたい放題。
「息子がかわいそう」
「うちに来ても(嫁が)全く動かない」
「共働きは子供がかわいそう」
まぁ、しゃべるしゃべる。
相当我慢しているんですね。
一方、お孫さん相当かわいいようで、今一番の楽しみと話してくれます。
微笑ましい話なのですが、いつの間にか「孫にお金がかかる」という話に...。
さっきまでかわいいといってたのはどこへ?
そんなおしゃべり絶好調な彼女は、歳をとったせいか眠くなると言っては、昼寝をしています。
...それも社長と。
「あなたもこの歳になればわかるわよ」といいながら。
2人とも、ここ会社ですよ...。
私は非常識な行動はせず、空気を読みながら会話のできるおばさんになろうと思いながら、仕事をする日々を送っています。
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