<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もか。
性別:女
年齢:43
プロフィール:事実婚の夫50歳、22歳娘(大学生)、8歳息子、4人家族の会社員の主婦です。
事実婚の夫50歳、22歳娘、8歳息子の4人家族の主婦です。会社に勤めています。
22歳の大学生長女は、前夫の子供です。
彼女が4歳の時に離婚して、10年くらいはシングルマザーとして2人で生活していました。
娘は私のことが大好きで、今まで本当に力になってくれてます。
そんな娘が、私の誕生日のお祝いをしてくれました。
誕生日当日、大きな物を抱えて帰宅した娘。
私は「プレゼント?」って思いましたが、でも、あまりに大きすぎます。
しかし娘は「これ、プレゼントだよ」と私にプレゼントしてくれました。
横に長い形をしていたので「この形だと...抱き枕かな?」と言ってみましたが、娘はニヤニヤしてます。
ドキドキしながら包装紙を取り、大きな箱をあけると...なんと掃除機でした!
しかも有名メーカーの最新コードレス型。
そして......私が欲しかったものなのです!
私は掃除が大好き。
いつも時間があれば掃除機をかけています。
娘はいつも「ママは掃除機かけすぎ!」と呆れていました。
娘いわく、コードレス掃除機はとても便利だから、ママに使ってもらいたいと思い買ってくれたそうです。
しかもこの掃除機は高額で、私が欲しくても手が出なかった品。
娘はアルバイトで貯めたお金で買ってくれたのです。
いつも見ててくれたんだな、という嬉しさ。自分のお金をはたいて高価なものを買ってくれた娘の優しさ。
とにかく感激でいっぱいでした。
さらに、添えられた手紙にはこう書かれていました。
「ママが大好き。ママが一番でこれを超えるものはない。ママのようなママになりたい」
そんなふうに見ていてくれたんだと、本当に嬉しくて嬉しくて娘への感謝の気持ちでいっぱいでした。
私は娘に罪悪感がありました。
シングルマザーでしたし、寂しい思いもたくさんさせてきました。
お父さんもいないし、新しい父との間に弟は産まれるしで、迷惑をかけっぱなし...。
娘は我慢してついてきてくれたんだと思っていました。
しかし、そうではなかったのかもしれないと、このとき思えました。
私の娘を想う気持ちが伝わっていたんだ。
私が何をしたわけではないけれど、一緒にやってきた22年間は間違えではなかったんだと、娘への感謝でいっぱいです。
そして、子供に何があっても、大人になっても変わらず私が守る!と、改めて強く誓いました。
いつまでも娘の全てを受けいられるようなママで居続けようと再確認した誕生日でした。
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