<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ダイブツ
性別:男
年齢:63
プロフィール:定年目前の会社員。健康には気をつかっていたつもりでしたが、最近歳だと言われました。
今年63歳になる者です。
最近左指の小指の先が痛むことがあり、心なしか関節が腫れているような気がしていました。
最初は大したことはなかったのでほうっておいたのですが、先日大好きなゴルフをしている時に、その指の痛みで上手くドライバーが振れなくなってしまいました。
何事かと慌てて整形外科のある病院に行ってみると、担当して頂いた医師の方に「ヘバーデン結節」だと言われました。
初めて聞く病名に驚いたのですが、どうやらそんなに珍しいものではないよう。
そして、医師に原因を尋ねると、私にとっては非常にショックなひと言が。
「歳のせいですね」
そう軽く言われてしまったのです。
あとで自分でも調べたのですが、ヘバーデン結節とは変形性関節症の一つで、私のようにズキズキと痛んだり、物をもったり指先を使う動作が困難になるようです。
友人がリウマチで、それに似ているとも思いましたが、ヘバーデン結節は「指先の爪に近い関節付近に症状が出る」のだそうです。
ただ整形外科の先生にも言われたのですが、結局ヘバーデン結節に効く薬というものはこれというものがないようで、病院では痛み止めをもらっただけでした。
今まで私はあまり重い病気にもならず、病院知らずでやって来ました。
睡眠や食事などにも気をつかい、40代や50代の頃はまわりがメタボだと騒ぎだしていても、下っ腹が出ないようジムに行って、運動などを積極的に行って努力してきたんです。
自慢になるようで恐縮ですが、私は今年63歳になりましたが、まわりや家族の者にも「50代前半に見える」と言ってもらっているほどです。
今でも週末はジムに通い、プールで泳いでいます。
会社の若い世代の人に流行りのロードバイクも教えてもらい、愛媛県と広島県を繋ぐしまなみ海道も一緒に完走しました。
小学生の孫の運動会では、借り物競争で若い父兄の方に負けずに競技に参加できたと思いますし、この春も地元で行われたフルマラソンを完走したのです。
そんな「健康だけが取り柄」だった自分が、医師の方に「歳」と言われたのは......本当にショックでした。
しかも、今回患ってしまったヘバーデン結節は薬もなく、未だに指は曲げるとジンジンして、ゴルフクラブどころか湯呑を持つ時でさえ小指を伸ばしたままでないと痛みで茶を零してしまいそうになります。
何より、これからそんな「歳」による身体の不調がヘバーデン結節の他にもどんどん出てくるのではないかと思うと、不安で落ち込んでしまっています。
オススメ記事:便の出が悪い。出ても細くてスッキリしない。これは病気の兆候?/高谷典秀先生「なんでも健康相談」
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。