「水晶を買って玄関に置きなさい」息子を溺愛する「義母の過干渉」にウンザリ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:くるみ
性別:女
年齢:42
プロフィール:結婚して15年の専業主婦。子どもはおらず、犬を飼っています。

「水晶を買って玄関に置きなさい」息子を溺愛する「義母の過干渉」にウンザリ 44.jpg

結婚して15年経ちます。主人も私も子どもが大好きなので、2人共子どもを望んでいます。

妊娠は結婚して4年目と7年目に2回しましたが、2回とも流産をしてしまいました。

2回目の流産の後、病院で検査をし、現在夫婦で不妊治療をしています。

主人は一人っ子で、義母に溺愛されてきました。

結婚当初から義母の干渉は多々ありましたが、一緒に暮らしているわけではないので受け流してきました。

ですが2回目の流産をして間もなく、突然義母は自分が信頼しているという、風水の先生を連れてやってきたのです。

義母は以前から風水に凝っていて、主人の実家のリフォームをする時も、その先生にアドバイスを受けていたようです。

私も婚約中にその先生のパワーが注入された、パワーストーンのブレスレットをプレゼントしてもらったこともあります。

この時、義母は私達夫婦に子供が授からないことを風水の先生に相談し、「家に何か問題があるのでは」と2人で見にきたようです。私は驚いて言葉も出ませんでした。

2人は私におかまいなく、勝手に家の隅々を見て回り、一旦引き上げて行きました。

数時間後、再び2人はやってきました。しかも水晶を持って。

そして「先程家を拝見したところ玄関から良くない気が流れ込んでいる」と言うのです。

続けて「良くない気を断ち切るためには、玄関に自分のパワーを注入した水晶を置きなさい」と。

水晶の値段を聞くと...「10万円」だと言います。

私は急に来てそんなことをされては困るし、高額な水晶を私一人で購入することも決められないので、今日のところはお引取りください、と伝えました。

義母と先生は、私をしつこく説得しようとしましたが、私のキレ気味の態度に押されたのか、渋々帰って行きました。

私は怒りと哀しみがこみ上げ、夜帰宅した主人に一部始終を話しました。

ですが、主人は「いつもの干渉だから適当に交わせばいいよ」と、義母の行動にさほど怒った様子はありません。

一応、私の怒りを鎮めるパフォーマンスとしてか、義母に電話をして「デリカシーが足りない。連れて来るとしても前もって相談して」と柔らかく伝えるだけでした。

数日後、義母は一人で私を説得しに来ました。

私が改めて断ると「水晶のお金は自分が出してあげるから」と言ってきました。

それからも、義母は水晶を置くよう、定期的に主人と私に言ってきました。

もちろん「水晶を置く気はない」という私たちの考えは変わりません。

半年ぐらい経つと義母も諦めたのか、何も言ってこなくなりました。

この件はこうしていったんおさまったのですが、義母の押し付けがましい行動には本当にうんざりしています。

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