嫁いだ孫娘に「嫁の心得」教える義母。え?それ、私に言ってます?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ちもて
性別:女
年齢:52
プロフィール:勝手気ままに暮らしたい、子育てほぼ終了の主婦。

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昨年結婚した娘が、年末に夫と共に帰省してきました。毎年わが家は、家族全員で大晦日から一人で暮らす義母宅へ行き、新年二日まで過ごすのが習わし。ですので娘夫婦も今回一緒に義母宅へ行くためにやって来たのです。
義母はなんでも自分でするのが好きで、立ち働くのを苦にしない人。じっと座っているより動いているほうが性に合っているようで、外で働くかたわら、畑仕事や針仕事、何やかやといつも忙しくしています。昔から私が義母宅へ行っても手伝うことを強要しないどころか、茶碗一つ洗おうとしても「いいの、いいの。ここへ来たときくらいゆっくり座っていて」と言います。
こちらが何かするより先回りしてするので、気がつけば料理が並び、食事が終われば片づけ、風呂を支度し、布団が敷いてあります。最初のうちは「私もやりますよ」とは言っていたのですが、ことごとく大丈夫と断られるので、家の勝手は義母が一番わかっていて、自分のやりやすいようにしたいのだろう、嫁とはいえ私に触られるのも好きではないのだろうな、と理解した私。次第にそれに従い、手伝い等はしないようになりました。
義母は比較的裏表のない性格だと思っていたので、いやみを言われることもなく、私達の義母宅での過ごし方も、義母自身が望んでいるものだと考えていたのです。

そして、娘夫婦と一緒に帰省したお正月。私はいつものように夫とコタツに座り、テレビを眺めてのんきに過ごし、娘夫婦とも談笑していました。その間も相変わらず義母はくるくると立ち働き、いろいろ気を利かせておもてなしをしてくれます。

そんな折、台所に立つ義母が娘を呼びました。どうしたんだろうと思いましたが特に気にせずにいました。ですが二人の会話が聞こえてきたので、聞くともなく聞いていると、どうも娘に手伝うよう言っているようです。
そして、ちょっとしたものをかき混ぜたり、お皿に盛り付けたりを指示しながら、「〇〇(娘の名前)、旦那さんの実家に行ったら、向こうのお義母さんから言われる前に自分から『何かお手伝いしましょうか』とか『次は何をすればいいですか』とか聞くのよ」と「嫁の心得」を説いているではありませんか。

テレビを観ている夫や娘婿の耳には届いていないようなのですが、別に聞こえないようコソコソ言っているわけでもないその会話。私は苦笑しながら複雑な思いにかられました。

これが義母の本音なのか、それとも嫁いだ孫娘に一般的な常識を教えているだけなのか......。計り知れないものを感じ一人モヤモヤしながら、聞かなかったことにしようと思ったお正月なのでした。

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義母さんは嫌みだなぁ。

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