賞味期限が1カ月なら○○まで大丈夫!70代義母の「恐怖の独自理論」にヒヤヒヤ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:のの子
性別:女
年齢:52
プロフィール:自分のことだけ考えて生きられたらどんなに幸せかなぁ、な50代。

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70代後半になる義母は我が家から車で1時間強のところに1人で住んでいます。

義母はまだ仕事もしていますが、フットワークの軽い人なので気が向くと我が家にフラッとやって来たりします。ただ、頻繁ではないので、年に2〜3回は家族で1泊ほど遊びに行くようにしています。

その年2〜3回の泊まりの帰りがけ、義母はいろいろな食品を持たせてくれます。

義母はお中元やお歳暮で頂くことが多いようなのですが、1人ではなかなか消費しきれません。ですので、大量のお中元、お歳暮の残りがあるのです。

「貰い物だけどあげるわ」

さもいいものであるかのように、恩着せがましくくれるのですが、それらはなぜかほとんど賞味期限切れか、賞味期限の近いものばかりなのです。

義母には独特の持論があります。

それは、「賞味期限の長めなものは、期限が大幅にすぎても問題ない」というもの。

例えばかたまりのハムやベーコンなど、元々の賞味期限が1カ月程度に設定されていたら、それをさらに1カ月くらいオーバーしても大丈夫、そうめんや海苔、乾物類など半年以上賞味期限があるものは、さらに半年くらいは大丈夫なのだそうです。私には到底理解できない考え方です。

そして、さらに冷蔵庫で保管していればより賞味期限は伸びると考えているそうで、そうめん、海苔といった常温保存のものも未開封のまま冷蔵庫で保管。くれるときに、「そんなものも冷蔵庫に!?」といった様々なものが、ポンポンと冷蔵庫からから出てくるのは圧巻です。

年に数回は義母宅へ行っているし、義母もたまには我が家へ来るのですから、その都度持たせてくれたらそうそう古くもならなそうなのに......といつも思ってしまいます。

しかも義母は新しいものは後回しにして、より古いものからくれるので、永遠に賞味期限切れのループで、そこから抜け出すことができません。

あるとき、私が「どうせなら新鮮なうちにくれたらいいのに」と愚痴ると、夫は「ただでもらってるんだから別にいいじゃん」と事もなげ。この言葉にイラっとしました。

「そりゃ、あなたの家では昔からそういうルールなんだろうから、気にもならないでしょうけどね!」と心の中で毒づく私。
それからは、私と子どもはできるだけ賞味期限の切れていないものから食べ、夫には賞味期限が切れてからより長時間経ったものを積極的に食べてもらっています。日々実行している、せめてもの腹いせです。

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