私が苦労して作る減塩食のあとに、フライドポテト!? 高血圧の夫に「もう好きにして!」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:春乃
性別:女
年齢:47
プロフィール:小学3年生と5年生の2人を育てながら減塩料理に奮闘する専業主婦です。

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年に1回、会社の定期健康診断を受けてくる48歳になる夫。いつもは中性脂肪と尿酸値が要注意とのことでしたが、このたびは「高血圧を認めます」との診断がついてきました。

健康診断の結果をもらうたびに、その時期だけ健康オタクになる夫は、今回もさっそく普通の血圧計だけでなく腕時計型の血圧計を購入。さらに数値をアプリで管理しながら逐一私に報告してきます。

そのほかにもあれやこれやと血圧グッズを買いあさり、結構な出費が続きました。おまけに義母も「何を食べさせてる?」とほぼ毎日といっていいペースで報告をほしがり、その対応にも追われました。

そして、私の懐事情は最悪の状態に陥ります。高血圧に特化した食材は量が少ない上にお値段も少々お高いとあって、あっという間に生活費がなくなっていくのです。

しかも薄味に慣れている私と違って、濃い味つけが好きな夫は「味がない味がない」と毎食文句タラタラ。素材や盛り付けにもこだわりながらやってきた私の心はもう折れる寸前でした。
それでもいろいろと我慢しながら、何とかやりくりして数カ月。ようやく夫の数値が徐々に下がってきたのです。目に見えて結果が出ると私もうれしくなり、ますます生活面をサポートしようという気になりました。

そんなある日の日曜日。いつものように血圧を測り終えた夫は「よし!」とご機嫌で朝食を食べました。そして散歩に出かけた夫は、なんと大量のフライドポテトを買ってきたのです!

久しぶりのポテトに子ども達は大喜び。それ以上に喜んでいるのは夫でした。その姿に私は唖然とし、つい「高血圧なのに」とつぶやくと「今日は血圧低いから大丈夫! 減塩してるんだからその分食べても変わらないよ」と返されワナワナ。
そのポテトについた塩分を私がどうやって減らしてきたか......。その油をどうやって取り除いてきたか......。私の気遣いと努力はいったい!と怒りが爆発しそうになりましたが、なんとか我慢。

しかし、その後も気が緩んだのか、ブームが去ったのか、減塩弁当が足りなかったときは自分でカップラーメンを買ってきて食べているというのです。

しかも現実から目を背けたいのか、大騒ぎして買いそろえたはずの血圧計グッズが埃をかぶっています。

そんな夫が心配になり「久しぶりに血圧を教えて」とお願いしても「今測っても意味がない」と返され、つい「あなたのために高い減塩料理を出してるんだけど、それが無駄になってる」と言ってしまい険悪な雰囲気に。

それからというもの、口うるさい私に隠れてたまに実家で濃い味つけ料理をご馳走になっている様子。バレていないと思ってるようですが、子どもは口が軽いのです。子どもから報告を受けるたびに「もう好きにして!」とひとり腹を立てながらも、夫のために毎日減塩食を作っています。

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