こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】新NISAが始まって一年目、私は「100万円」増えました!
前回の記事では、新NISAの一年目で私の投資資産が100万円増えたことを紹介しました。
360万円投資をしてたった一年で100万円も増えたのですから、正直言って出来過ぎです。
この結果を見て、「そんなに儲かるなら投資をしないと!」と思うと危険ですが、去年は新NISAを利用しなかったけれど、今年からは始めてみようと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな人向けに新NISAの始め方を解説します。
まず、新NISAの概要をおさらいします。
新NISAは、毎年最大360万円、生涯で1800万円の投資が可能な投資枠になります。
360万円というのはあくまで最大ですから、一年の投資金額が10万円でも50万円でも問題ありません。
例えば、1年間で90万円を投資するのを20年間続けて、1800万円の投資枠を使うということも可能です。
そして、新NISAの最大の特徴は、売却益に税金が掛からないという点があります。
普通、投資資産が1800万円が3000万円に増えたとすると、売却益は3000万円-1800万円=1200万円ですから、売却時には通常1200万円×20%=240万円の税金が掛かります。
一方で、新NISAの投資枠を使って投資した場合、この240万円の税金が掛かりません。
税金が掛からない分多くの資産を形成できるわけです。
私の場合も、昨年一年で新NISAの投資金額が100万円増えたわけですが、今全部売ったとしても税金が取られないので、100万円がまるまる手に入ることになります。
こんなお得な新NISAですが、始めるには証券口座の開設と、同時にNISA口座を開設する必要があります。
預金をするのには銀行口座が必要なのと同じようなものです。
証券口座・NISA口座の開設は、昔ながらの大手の証券会社や銀行でも可能ですが、私は断然ネット証券をお勧めします。
理由は、手数料の安いお得な金融商品の取扱件数が多くあるからです。
証券口座・NISA口座が開設できたら、次は口座にログインして、NISA口座で投資する商品を決めて、投資をすることになります。
感覚的には、ネットショッピングに近いですね。
何に投資をするかは人それぞれでしょうが、私は全世界株式に投資する投資信託が好きです。
理由は、世界中の株式に非常に安価な手数料で分散して投資ができるからです。
投資をする金額も人それぞれで、私は年初にできるだけ多くの金額を投資しています。
「いきなり多額の金額を投資するのは怖い!」と思う人は、一年間で投資を予定している金額を12分割して、毎月一定額を購入するといいでしょう。
ちなみに、ネット証券では、クレジットカード投資もお勧めです。
クレカ投資をすると、投資金額に対して、おおよそ0.5%~1%のポイントが貰えるので、非常にお得です。
こうして投資が出来たら、後はもうやることはありません。
そのまま放っておきましょう。
「え、投資した後に増えたか、減ったか、チェックしなくていいの?」と思われるでしょうが、証券口座にアクセスするのは一年に一回ぐらいで十分です。
理由は、頻繁に口座にアクセスすると、資産が値上がりしているとか、値下がりしているとか、そういう情報を見て、「今売った方がいいのでは?」と余計なことを考えてしまうからです。
私に限らず、多くの人が投資をする目的は、10年~20年という長期的な期間で資産を増やすことですよね。
短期間で資産がどれくらい減ろうが増えようが、気にすることの方が良くありません。
長く細く、投資を継続するのが投資が上手くいく最大のコツです。
こんなところでしょうか。
冒頭に紹介した通り、新NISAを始めるのに少額から始めることが可能です。
投資が初めてという人は、まずは少額から始めてみるといいですね。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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