在宅介護の大きな助けとなった、ベテラン家政婦さんの存在 /バニラファッジ

認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の2人を在宅介護するバニラファッジさん。今回は「ベテラン家政婦さんとの連係プレー」をご紹介します。

【前回】肩の痛みを訴える義母。「病院へ行かないと」と言っても拒否されたけれど...

我が家は、嫁の時間を確保するために、平日は9時から13時まで家政婦さんをお願いしていました。

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お義母さんやおばさんが訪問介護サービスを利用する時、嫁の代わりに立ち会ってもらうこともありました。

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認知症で要介護4のお義母さんでしたが、妹を叱る時の口調は昔のままでしっかりしていました。

しかし...

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急に子どものようにわがままを言って困らせることもありました(笑)

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お義母さんは必死で家政婦さんを引き留めながらトイレに行きましたが、このまま家政婦さんには時間通り帰宅してもらいます。お義母さんも用を足してトイレから出てくる頃には、流した水と一緒に家政婦さんを引き留めた記憶も消えていました。

こんなやりとりもベテラン家政婦さんとなら「あ・うん」の呼吸で在宅介護の日々を送ることができました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

バニラファッジ

夫と3人の子ども、義母と義母の妹(おばさん)の7人家族の日々を描いた大人気ブログ「7人家族の真ん中で。」の管理人さん。身体は丈夫だけれど、認知症で毒舌な義母(2016年に他界)と、頭はしっかりしているけど、リウマチと骨粗鬆症で車いす生活のおばさん(2015年に他界)との「在宅介護の日々」を、あれこれ思い出しながら描いていきます。著書に『スーパー嫁の汗と笑いの在宅介護: お義母さん!トイレはこっちです』『7人家族の真ん中で。』『91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます』など。

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